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レアル・マドリードが国王杯制覇!5月9日のCL準決勝マンチェスター・C戦に向け弾みをつける

写真:モドリッチ(提供:ロイター/アフロ)
5月6日、国王杯決勝「レアル・マドリード対オサスナ」の一戦が行われ、2-1でレアル・マドリードが勝利し、国王杯優勝を成し遂げた。

レアル・マドリードはこの優勝で20回目の国王杯制覇となった。

ロドリゴが2得点、ヴィニシウスが再三左サイドを突破するなど、若きブラジルの至宝2人が躍動した。

レアルは粘るオサスナを振り切り9大会ぶりの国王杯制覇

直近のレアル・ソシエダとの試合を0-2で落としており、ラ・リーガのタイトルが遠ざかったレアル・マドリードだったが、国王杯を見事にもぎ取った。

レアルは試合開始早々に先制点を奪う。

左サイドからヴィニシウスが素晴らしい突破を見せ、中への折り返しをロドリゴが押し込んだ。

早速先制したレアルは、このまま勢いに乗るかと思われたが、オサスナも決勝まで勝ち上がってきた意地を見せる。

1-0のまま後半に突入し、迎えた58分。

オサスナのルーカス・トロがエリア正面から素晴らしいミドルシュートを放ち、レアルからゴールを奪った。

名手クルトワがまったく触れることもできない完璧なゴラッソだった。

しかし、レアルはタイトルへの強い気持ちを見せ、徐々にオサスナゴールへと迫っていく。

70分、またも左サイドからヴィニシウスがドリブル突破し、中に折り返す。

これはDFに弾かれたものの、こぼれ球をクロースがシュートし、DFに当たりこぼれたボールをロドリゴが押し込んだ。

大舞台で2ゴールを挙げたロドリゴもさすがだが、オサスナの堅い守りを再三切り裂いたヴィニシウスの凄さも光った。

このゴールを守り切ったレアルが2-1で制し、優勝を果たした。

5月9日にはCL準決勝ファーストレグが行われる

欧州クラブの頂点を決めるCLもいよいよ準決勝となった。

優勝候補同士の対戦となった「レアル・マドリード対マンチェスター・シティ」の一戦が5月9日に行われる。

国王杯決勝から中2日のスケジュールであるため、かなり体力的には厳しいが、マンチェスター・シティも5月6日にプレミアリーグ第35節を戦っているため、条件は同じだ。

疲労は確かに残っているはずだが、国王杯優勝でチームの雰囲気は良くなっており、勢いのある状態で臨めるのは大きなポイントであると言えるだろう。

レアルはCLを優勝できれば2冠達成となるだけに、ホームゲームとなるこの試合に勝利したいところだろう。

ロドリゴやヴィニシウスのいるレアルか、それともハーランドのいるシティか。

欧州屈指の好カードに注目しよう。

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