写真：ハーランド(提供：ロイター/アフロ)
今季のプレミアリーグも最終節を残すのみとなった。
リバプールが圧倒的な強さで早々と優勝を決めたわけだが、来季のCL出場権争いは最終節までもつれ込んでいる。
5チームに出場権獲得の可能性が残されており、今週末に予定されている最終節には大きな注目が集まりそうだ。
有利なのはシティ、その他4チームは予断を許さぬ状況
それではまず、現在の順位と勝ち点、得失点差を挙げてみよう。
3位 マンチェスター・シティ 勝ち点68 得失点差26
4位 ニューカッスル 勝ち点66 得失点差22
5位 チェルシー 勝ち点66 得失点差20
6位 アストン・ヴィラ 勝ち点66 得失点差9
7位 フォレスト 勝ち点65 得失点差13
この5チームのうち3チームが来季のCLに出場でき、残りの2チームは欧州最高の舞台を逃すことになる。（6位はEL出場権、7位はECL出場権）
3位のマンチェスター・シティはアウェーのフラム戦となる。
対戦相手は下位ではなく中位のチームであり、アウェーでの試合となるため、決して楽観視できないだろう。
ここでCL出場権を逃せば一気に暗黒期に突入してしまう可能性もあるだけに、マンチェスター・シティとしてはリスクの少ない試合運びで引き分け以上を狙うはずだ。
4位のニューカッスルはホームでエバートンと対戦する。
相手が13位でありホームで戦えると考えれば、勝ち点3を積み上げられる確率は高めだろう。
5位のチェルシーはアウェーで7位のフォレストと対戦する。
直近5試合を4勝1敗としており、好調な状態だ。
ホームのフォレストは勝利すればチェルシーよりも勝ち点が上になるため、なんとしてでも勝ちたい試合だ。
ただし直近5試合で1勝2敗2分けとあまり調子は良くない点が気がかりとなる。
6位のアストン・ヴィラはアウェーでマンチェスター・ユナイテッドと対戦する。
FA杯準決勝でクリスタルパレスに負けたものの、その後3連勝と勢いはある。
アストン・ヴィラとしては勝利するのはもちろんだが、フォレストのチェルシー戦勝利を願う形となるだろう。
EL決勝で悔しい思いをしたユナイテッドはリーグ戦で16位と低迷しているが、最終節は意地でも勝利したいと考えていることだろう。
果たして最終節でどのようなドラマが生まれるのか、その激闘に注目だ。
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