「パリ五輪」オリンピック開幕前にサッカー競技がスタート!男子U-23日本代表は25日にU-23パラグアイ代表と対戦
藤田譲瑠チマ(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
いよいよパリオリンピックが開幕する。
32競技329種目が行われるパリオリンピックでは、ブレイキンなど4つの追加競技も行われるが、大会に先駆けサッカー競技がスタートする。
サッカーU-23男子日本代表は、7月25日にU-23パラグアイ代表と対戦する。
1968年に行われたメキシコオリンピック以来となるメダル獲得を目指す。
オーバーエイジや久保建英などが不参加で戦力に不安も団結力はUP
2012年のロンドンオリンピックと2021年の東京オリンピックで4位となっている日本だが、今回のパリオリンピックにおいて下馬評はそれほど高くない。
なぜならば、オーバーエイジが不参加であり、エースとして期待されていた久保建英(レアル・ソシエダ)も不参加となったからだ。
A代表に招集されている鈴木唯人や鈴木彩艶も不参加となっており、この年代で抜群のスター性を持つ松木玖生
も欧州移籍の兼ね合いで未招集となった。
過去のオリンピックと比べると明らかに「小粒感」が否めないが、それでも各ポジションに素晴らしい選手が揃っている。
CBの高井幸大は19歳にしてすでに川崎フロンターレのレギュラーとして活躍しており、将来のA代表候補の1人だ。
MFでは、キャプテンの藤田譲瑠チマが抜群の存在感を放っている。
シント=トロイデンでプレーしているが、今後ステップアップ移籍を果たしA代表に選出される可能性も高いだろう。
170センチと小柄だが抜群のドリブルスキルを持つ斉藤光毅は、パリで背番号10を背負うが、今大会のブレイク候補の1人だといえる。
FWでは、すでにA代表でもプレー経験がある細谷真大に注目だ。
決定力に多少難があるものの、そのポテンシャルは非常に高い。
すでにU-23日本代表はパリ入りし初戦の会場を視察するなど準備は進んでいる。
スターは不在だが、だからこそ一致団結ができるともいえる。
新たなスターが誕生する可能性もある。
果たしてU-23日本代表は下馬評を覆しメダルを獲得することができるのか、まずは大会初戦のU-23パラグアイ代表との戦いに注目だ。
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