大岩剛 監督（写真：森田直樹/アフロスポーツ）
7月27日、パリオリンピック男子サッカーのグループD「U-23日本代表対U-23マリ代表」の一戦が行われる。
U-23パラグアイ代表との初戦を5-0で勝利した日本は、マリ戦に勝利すれば決勝トーナメント進出となる。
また、パラグアイとイスラエルの一戦が引き分けとなれば、その時点で1位通過が決まる。
マリ戦は複数人を入れ替えて臨む可能性も
グループステージ最大の難敵とみられていたパラグアイに大勝した日本は、準々決勝進出に向けて非常に有利な状況となっている。
しかし、マリ代表も確かな実力を誇る国であるため、気を抜いてはいけない。
2024年3月にマリ代表と対戦した際には、1-3で敗れている。
押している内容でカウンターから失点を重ねたならばまだ良いが、内容も五分五分の展開であったため、実力的にも決して格下ではないのだ。
そういった意味では、初戦からの大幅なメンバーの入れ替えはないのではないかと予想する。
GK
小久保玲央ブライアン
DF
関根大輝
高井幸大
西尾隆矢
大畑歩夢
MF
藤田譲瑠チマ
山本理仁
荒木遼太郎
山田楓喜
斉藤光毅
FW
藤尾翔太
負傷退場となった平河の代わりには山田楓喜が入り、CBは西尾隆矢、MFでは荒木遼太郎、CFは藤尾翔太がスタメンで起用されるのではないか。
MFでは川崎颯太という実力者もいるため、キャプテンの藤田か山本の代わりにスタメンで起用される可能性もありか。
特に藤田譲瑠チマはこのチームの心臓であり、絶対的な存在なだけに、疲労の蓄積やイエローカードなどの面で細心の注意を払う必要があるといえるだろう。
選手の疲労だけでなくイエローカードの累積にも注意
初戦のパラグアイ戦では、高井幸大と関根大輝がイエローカードを1枚もらっている。
準々決勝終了時点でイエローカードの累積はリセットされるが、それまでにもう1枚イエローカードをもらえば次の試合に出場できないため、試合展開によっては早めにベンチに下げるといった考えも持っておくべきだろう。
果たして日本は第2戦のマリ戦を勝利し準々決勝進出を早々に決めることができるのか、その戦いに期待しよう。
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