
パリ・サンジェルマンがネイマールを放出へ!移籍先はプレミアのチェルシーが有力
ネイマール(写真:Aurelien Meunier)
昨季リーグ・アンを制したパリ・サンジェルマンが、ブラジル代表FWネイマールの放出を決定したとフランスメディア『RMC Sport』が報じた。
ネイマールは2月中旬に行われた第24節のリール戦で足首を負傷し長期離脱。
手術を行いリハビリを経てようやくチームトレーニングに参加できる状態となっている。
そんなネイマールに、プレミアリーグのチェルシーが獲得に強い興味を示している。
シャビ・シモンズ再獲得のためにPSGは売却を決定
メッシが去り、エムバペの去就も不透明なパリ・サンジェルマンは、チームの再編に取り組んでいる。
すでに韓国代表MFイ・ガンインを獲得しており、マンチェスター・シティのベルナルド・シウバやアトレティコ・マドリードのジョアン・フェリックスなどにも関心を寄せている。
現在最も有力視されているのは、オランダ代表MFシャビ・シモンズだ。
シャビ・シモンズはバルサのカンテラ育ちでパリ・サンジェルマンでデビューした逸材で、昨季はオランダのPSVでプレー。
公式戦22得点11アシストを記録するなど本格的にブレークした。
そのシャビ・シモンズを獲得するにあたって、クラブは高額年俸で怪我の多いネイマールの売却に踏み切ったのだ。
仮にエムバペとネイマールが残留した場合には、シャビ・シモンズを獲得後にレンタルさせる見込みだが、パリ・サンジェルマン側は今夏のネイマール売却を優先することになる。
移籍ならチェルシーが獲得濃厚
ネイマールは31歳という年齢や怪我しがちな点がマイナスとなり、昨季もメッシやエムバペほど評価が高くなかったが、怪我をする前までの公式戦29試合で18得点16アシストを記録するなど、世界でも5本の指に入る実績を残している。
確かに年齢的には下り坂となるが、まだ2~3年はトップフォームを維持できるはずだ。
そんなネイマールには、プレミアリーグのチェルシーが強い関心を寄せている。
チェルシーは昨季は12位と低迷し今季の欧州コンペティションには参加できないが、資金力もある強豪だ。
今夏にカンテやコヴァチッチ、ハフェルツといった主力が移籍したが、カイセドの獲得が間近に迫っており、フランクフルトのコロ・ムアニの獲得にも乗り出している。
確かな実力者であるネイマールが加入すれば、一気にプレミアのトップ4に返り咲く可能性もあるだろう。
本格的に復帰するネイマールは、果たしてどのチームのユニフォームを着てプレーすることになるのか、その動向に注目だ。
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