またまたレアル中井卓大トップチーム練習参加!10月の過密日程でベンチ入りもありえる?
写真:中井卓大(Koji Watanabe/Getty Images)
9月28日、ラ・リーガのレアル・マドリード公式Twitterはトレーニング風景の動画を投稿。
このトレーニングでは、日本サッカー界期待のMF中井卓大(18)の姿も映し出された。
中井は9月22日にもトップチームの練習に参加しており、今回のトレーニングでは怪我から復帰したベンゼマとミニゲームでスムーズなパス交換をするシーンもあった。
10月以降は各国リーグが過密日程ゆえに中井のベンチ入りの可能性もゼロではない
「中井卓大がレアル・マドリードの公式戦にベンチ入りする可能性あり」というのは、大げさだと思う人が多いだろう。
確かに、先日カスティージャデビューしたばかりの18歳がいきなりトップチームのベンチ入りなどできるわけがないと考えるのは当然だ。
しかし、それでも可能性がゼロではないと言えるだろう。
レアル・マドリードはW杯までに12試合をこなさなければならない
中井がベンチ入りする可能性がある理由としては、W杯までかなりの過密日程となっているからだ。
今回のカタールW杯は、各国リーグのシーズン中に組み込まれているため、例年よりも過密日程で試合が行われる。
特にCL(チャンピオンズリーグ)に出場するチームやEL(ヨーロッパリーグ)に参加するチームは、通常ではありえないほどの試合数をこなさなければならない。
中井卓大が所属するレアル・マドリードは、昨年のチャンピオンズリーグ王者であり、当然ながら今季もCLに参加している。
W杯による中断までおよそ40日間あるが、その間に公式戦はリーグ戦やCLを含めると12試合詰め込まれている。
それゆえに、確実に大幅なローテーションが必要となり、クロースやモドリッチなど年齢的に負担を掛けたくない選手などは、1~2試合程度完全休養を与えて試合に参加させないといった選択肢も十分にあり得る。
そして、そのタイミングこそが、アンチェロッティ監督がひそかにそのプレーを気に入っている中井をトップチームのベンチ入りさせる可能性がある試合となるのだ。
チュアメニやカマビンガなど、モドリッチやクロースのポジションでプレーできる選手は揃っているため、さすがに中井が試合に出場する機会は訪れないだろうが、この4人のうちどの選手かを完全休養にするならば、ベンチ入りする可能性もゼロではない。
10月、11月は中井卓大の動向から目が離せなくなりそうだ。
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