三笘薫の復帰戦は王者マンチェスター・シティ!万全のコンディションでプレミア王者撃破なるか
三笘薫(写真:REX/アフロ)
10月21日、プレミアリーグ第9節「マンチェスター・シティ対ブライトン」の一戦が行われる。
インターナショナルマッチウィークを挟み再開するプレミアリーグの今節で最も注目される試合となるだけに、日本代表MFの三笘薫の活躍が期待される。
10月シリーズの招集を辞退しコンディションは間違いなく良くなっていることから、前半からエンジン全開で試合に臨むはずだ。
シティ戦とELアヤックス戦と大事な2連戦を万全のコンディションで迎える三笘
通常各国の代表選手は、インターナショナルマッチウィーク後はコンディションが良くないが、現在の三笘のコンディションは良好なはずだ。
なぜならば、日本代表の10月シリーズ(カナダ戦、チュニジア戦)を回避したからだ。
10月8日に行われた第8節のリヴァプール戦では明らかに身体は重そうで、試合後にはピッチに座り込んだ。
その状態で15時間以上かけ日本に戻り国際親善試合をこなし再びイングランドに戻るのは、さすがにコンディション的に厳しすぎる。
長いシーズンを考えてみれば、代表辞退は良い判断だったといえるだろう。
20日にはブライトンと新たに4年契約を結んだ三笘は、フレッシュな状態で王者マンチェスター・シティ戦に挑めるはずだ。
シティ戦が終われば26日にEL第3節のアヤックス戦が行われる。
この2試合で印象的なプレー(できれば得点やアシスト)ができれば、より自身の存在価値を高められることだろう。
三笘とマーチ、ジョアン・ペドロはスタメン確定か、CFの人選が勝負を分ける
マンチェスター・シティは現在プレミアリーグで2連敗中ということもあり、ほぼベストメンバーで臨んでくるだろう。
25日にはCLのヤングボーイズ戦を控えているが、すでに2連勝しグループGで首位を独走していることから、プレミアリーグに照準を定めてくるはずだ。
ブライトンも直近の6試合で1勝3敗2分と不調に陥っているため、是が非でも勝ちたいところだろう。
代表活動がなかった三笘とマーチ、ジョアン・ペドロが2列目のスタメン濃厚だが、問題はCFを誰が務めるかだろう。
コンディション的にはウェルベックが候補となるが、実力的にはファーガソンの方が上であるため、デ・ゼルビ監督がどちらをチョイスするかで勝敗が左右する可能性もある。
また、デ・ゼルビ監督はファティの起用に対して慎重を期しているため、今節もベンチスタートが濃厚だろう。
後半の途中からアディングラとファティを投入し前線を活性化させることで活路を見出したいところだ。
約2週間ぶりとなる実戦で三笘がどのようなプレーを披露するのか、注目だ。
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