• HOME
  • 記事
  • サッカー
  • 三苫薫が久保建英からスタメンを奪うために証明すべきエクアドル戦の「結果」とは?
三苫薫,サッカー

三苫薫が久保建英からスタメンを奪うために証明すべきエクアドル戦の「結果」とは?

三苫薫,サッカー(Photo by Pablo Morano/MB Media/Getty Images)
サッカー日本代表は、9月27日(火)日本時間20:55にドイツのデュセルドルフでエクアドル代表と国際親善試合を行う。

アメリカ代表に完勝後のこの試合では、日本の戦い方に注目が集まるだけでなく、ワールドカップメンバーの生き残りをかけた戦いや、スタメンをかけた戦いにも注目が集まる。

2022年だけで代表戦8試合出場で6ゴール2アシスト(先発出場3試合のみ)という圧倒的な結果を残している三苫薫にとっても、代表キャリアを大きく左右する一戦となりそうだ。

三苫薫の実力を疑う者は誰1人いない。しかしそれでも三苫はジョーカーで使われる

三苫薫がボールを持てば、一気に「ゴールの匂い」が色濃くなる。

その「匂い」はまさしくヨーロッパで活躍する一流選手と同じレベルのものだ。

冒頭でも挙げた通り、三苫は2022年の代表戦8試合出場(先発3試合のみ)で6ゴール2アシストと圧倒的な数字を残している。

得点関与率は1試合当たり「1.0」であり、トップクラスのストライカーと同水準の結果だ。

しかもそれを先発3試合、途中出場5試合で達成してしまうのだから、世界的に見てもかなり珍しい結果であると言える。

その実力に疑問を持つ者は誰1人おらず、代表戦のスタメンで出場する資格が現メンバーの誰よりもあると言っても過言ではないだろう。

しかし、それでも森保監督を筆頭に多くのサッカーファンやサッカー関係者が「三苫はジョーカー」という選択に納得している。

それは、後半の相手が疲れているタイミングで三苫を投入することが最も効果的であるということを知っているからだ。

三苫が久保からスタメンを奪う「結果」とは?

これほど結果を出し続けているのだから、「なぜ俺をスタメンで使わない」と不満の声を上げてもおかしくはない。

しかし、三苫は「エクアドル戦はスタメンでもできると証明するいい機会」とコメントしている。

エクアドル戦で周囲の評価を覆すために必要な結果は、得点やアシストといった「数字」はもちろんだが、「守備のタスクをハイレベルでこなした上での得点やアシスト」であるだろう。

ポジションを争う久保建英は、1年前とは別人のような守備意識とプレスを実行しながら、鎌田大地や前田大然と連携して多くのチャンスを作った。

それを超える結果は、守備で久保以上のインテンシティを保ち続けながら、得点やアシストを記録する他ないのだ。

「激しい守備でボールを奪うプレーを何度も見せながら、1ゴール1アシスト」

そんな圧倒的な「結果」を、三苫はエクアドル戦で狙っていることだろう。

関連記事