三笘薫とブライトンが低迷した2つの要因。日本の至宝は今夏移籍か、それとも残留か
三笘薫(写真:REX/アフロ)
日本代表MF三笘薫(26)が所属しているブライトンが低迷している。
昨夏ジョアン・ペドロやアンス・ファティ、ジェイムズ・ミルナーなど実力者を積極的に獲得し、プレミアリーグで上位進出を目指したが、今季残り4試合となった現時点で12位となっている。
いったいなぜブライトンはここまで低迷したのか、その要因を挙げていこう。
クラブ初の欧州コンペティションへの参加
ブライトンは2016-2017シーズンまで2部リーグに所属していたクラブであり、今季クラブ史上初めてELに参戦した。
国内のリーグ戦やカップ戦と並行しながら6試合にも及ぶグループリーグを戦い、決勝トーナメントを含めれば8試合を戦った。
長距離移動屋過密日程といったこれまで経験してこなかった問題をクリアしなければならなかったのだ。
結論から言えば、この欧州コンペティションへの参加が戦力を疲弊させ、国内を含むすべてのコンペティションに悪影響をもたらしたと考えられるだろう。
怪我人の多さ
前述した過密日程によって選手のコンディションは悪化し、怪我をする選手も多発した。
三笘薫とマーチというブライトンにとって生命線ともいえる両WGが長期離脱となり、エウトゥピニャンやランプティ、ミルナー、ファティ、エンシソ、ウェルベック、ファーガソン、ジョアン・ペドロらもシーズン途中で1回は長期離脱している。
ベストメンバーが組めた試合は序盤戦以降1度もなく、なんとかやり繰りしている状態が長く続いた。
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