ブライトンは大一番のトッテナム戦で惜しくも敗戦、来季のCL、EL出場権獲得に黄色信号
写真:三苫薫(提供:REX/アフロ)
4月8日、プレミアリーグ第30節「トッテナム対ブライトン」の一戦が行われ、2-1でトッテナムが勝利した。
日本代表の三笘薫はこの日も左サイドのスタメンで出場し、前半にゴールネットを揺らす場面もあったが、残念ながらVARで取り消しとなり結果を残すことができなかった。
上位同士の直接対決だっただけに、ブライトンにとっては痛い敗戦となった。
前半には三笘がゴールを奪うもVARでハンドの判定
両チームとも序盤から質の高いプレス合戦となったこの試合は、前半10分に動く。
韓国代表FWのソン・フンミンがエリア外左から中にカットインしながら素晴らしいミドルシュートを決め、トッテナムが先制する。
ソン・フンミンはこのゴールでプレミアリーグ通算100ゴールを達成した。
17分には三笘が魅せる。
マクアリスターからのクロスをDFの裏で受けて見事にゴールネットを揺らす。
しかし、肩でトラップしたようにも見えたが、VARチェックの結果これがハンドと判断され、幻のゴールとなってしまう。
ブライトンは支配率62%と押し込む形が多かったが、トッテナムの鋭いカウンターに手を焼く展開となった。
しかし、前半34分にブライトンが同点に追いつく。
ルイス・ダンクがCKを完璧なヘディングで合わせ、トッテナムから得点を奪った。
後半も激しい攻防が続くもハリー・ケインのゴールでトッテナムに軍配が上がる
前半同様、後半も立ち上がりから激しい試合展開となる。
後半途中には両軍ベンチが激しく口論となり両監督が退場となる珍しい光景もあった。
すると78分、中盤で三笘のパスがカットされると、電光石火のカウンターが発動する。
右サイドからの折り返しのボールをハリー・ケインがゴール左隅に冷静にシュートし、ゴールネットを揺らした。
結局この1点を守り切ったトッテナムが大一番を制し、来季のCL出場権獲得に一歩前進した。
三笘はフル出場したものの、前半の幻のゴール以外にはあまり活躍できず、ミスも多かった。
ブライトンはこの敗戦でCL出場権獲得が難しくなったと言えるが、今後も来季のEL(ヨーロッパリーグ)の出場権獲得のための戦いは続く。
今後の三笘薫の爆発に期待しよう。
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