
三笘薫(写真:REX/アフロ)
1月3日、プレミアリーグ第3節「ブライトン対バーンリー」の一戦が行われる。
ブライトンに所属する日本代表MF三笘薫はこの試合の先発出場が期待される。
この1~2年はキャリア停滞のイメージが強まっている三笘
ブライトン加入後一躍プレミアリーグを代表するWGとなった三笘だったが、その後のキャリアは停滞気味だ。
三笘自身も「成長曲線的にはもっと上に行きたかった」と公言しており、もどかしい時期を過ごしてきたことがわかる。
ブライトンだけでなく、北中米W杯を控える日本代表においてもこれは同様だ。
もしもかつてのように圧倒的なドリブル力を三笘が持っていたならば、日本代表は「3-4-2-1」だけでなく「4-2-3-1」のフォーメーションを試す機会も多くなっていたことだろう。
いったいなぜ三笘のキャリアは停滞し、日本代表でも存在感が希薄になっていったのか。
その理由を考察してみよう。
考察①腰の怪我や筋肉増量の影響
三笘はデ・ゼルビが監督だったころから腰痛を患っている。
「ずっと付き合っていかないといけないところもある」とコメントを残したことがあるが、これがキレのある三笘のドリブルの回数減に大きく影響している可能性は高い。
また、筋肉を増量しプレミア仕様の身体にしたことも少なからず影響しているはずだ。
かつて猫のようにしなやかな身のこなしで世界的MFに駆け上がった香川真司がマンチェスター・ユナイテッド移籍後に筋肉を付けキレを失ったように、三笘もまた筋肉を付けていくことでドリブルのキレが低下していったのではないか。
考察②監督の要望や精神的な影響
三笘はかつてライン際に張り付くタイプのWGだったが、この1~2年は中にポジションを移動しプレーする割合を増やしてきている。
この経験によって日本代表のシャドーも担えるようになったわけだが、「ドリブルが通用しなくなったから中に」といった意識があるようならばキャリア停滞の原因の1つとなっているのかもしれない。
もちろん、ドリブルという相手にボールを奪われる可能性が高いプレーを監督の要望によって減らしている可能性もあるが、おそらく三笘はドリブル以外の選択肢を増やすことでトータル的に「良い選手」となるように意識している可能性が高いだろう。
結果的に「良い選手」になれたとしても、相手から見て「怖い選手」といったイメージは薄まってしまうため、キャリアが思ったように好転しなかったのではないか。
28歳となった三笘は北中米W杯までの半年間でどのような変化を見せるのか、今後のプレーに注目だ。
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