
三苫薫(Photo by Pablo Morano/MB Media/Getty Images)
チェルシーは9月7日にトーマス・トゥヘル監督の電撃解任を発表したが、後任が現在ブライトンの監督を務めているグレアム・ポッター監督となるかもしれない。
スポーツ専門放送局の『ユーロ・スポーツ』は、すでにチェルシー側とポッター監督が口頭合意に至っていると報じている。
チェルシーのCL敗戦翌日の電撃解任
(Photo by Artsanova)
チェルシーを2020—2021シーズンのチャンピオンズリーグ優勝に導いた名将であるトゥヘル監督がまさかの電撃解任となった。
トゥヘル監督と米国人オーナーのトッド・ベイリー氏は、ポルトガル代表FWのクリスティアーノ・ロナウドの獲得において意見の食い違いをみせていた。
今季のチェルシーは、6試合を終えた段階で3勝2敗1分けといまいち波に乗りきれていない。
そういった状況で迎えたCL初戦でディナモ・ザグレブに0-1で敗戦を期したことで、電撃解任に踏み切ることとなった。
新オーナー就任100日目という節目であったことも関係しているのではと言われている。
好調ブライトンのポッター監督が新監督濃厚
(Photo by alphaspirit)
すでにチェルシーは新監督の交渉も始めており、現在プレミアリーグ4位に付けているブライトンの監督を務めているポッター監督と口頭合意に至っていると報道がされている。
ブライトンもすぐさま動いており、もしもポッター監督がチェルシーに引き抜かれた場合の監督候補をピックアップしている。
スポーツベッティングの『Betfair』では、ブライトンの次期監督のオッズで現在セルティックを指揮しているアンジェ・ポステコグルー監督が1番人気(5倍)となっている。
ちなみに2番人気はボデ/グリムトを指揮するヒェティル・クヌートセン監督(6倍)となっている。
(次ページ「監督交代となれば三苫薫にチャンスとなるかも?」へ続く)
監督交代となれば三苫薫にチャンスとなるかも?
(Photo by VectorFusionArt)
ブライトンに所属する日本代表FW三苫薫は、チームの中心選手であるベルギー代表FWトロサール選手とのポジション争いということもあり、6節終了時点でリーグ戦の先発はゼロ。
短い出場時間ながら一定以上のインパクトは残しているものの、前節でトロサールが大活躍しており、当面はベンチが定位置とみられていた。
しかし、もしもシーズン序盤のこのタイミングでブライトンの監督が交代となれば、フォーメーションの変更やレギュラーメンバーの変更の可能性もある。
仮にセルティックを率いているポステコグルー氏が新監督として就任することになれば、日本人選手の良さを知っていて、攻撃的なサッカーを好むだけに、三苫をレギュラーとして起用する可能性もありえるだろう。
チェルシー、ブライトン、セルティックの監督による玉突き移籍の行方に注目だ。
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