森保ジャパンのエース、南野拓実 死の組の活路は10番に託された
日本代表W杯躍進のカギを握る
そんな南野はユース年代から日本代表に名を連ね、2016年にはリオデジャネイロ五輪にも出場した。A代表には2018年に就任した森保一監督のチーム発足とともに主力として定着し、W杯予選では本田圭佑に並ぶ7試合連続ゴールも記録。11月に迎えるW杯本大会でも日本のエースナンバー10を背負う南野には主力としての働きが期待される。
ドイツ、スペインといった世界トップレベルとの戦いが控えるW杯において、欧州最高峰のチームであるリヴァプールで研鑽を積んできた南野の存在は大きい。ドイツ・スペインにはプレミアリーグでプレーする選手もおり、その存在を肌で体感してきた南野の経験値と普段から高いレベルに身を置くことによって得られた適応力がW杯では大いに活きるだろう。
下馬評を覆してのW杯躍進を狙う森保ジャパンのなかで、苦境も経験しながら欧州最高レベルの環境で経験値を積み自らを高めてきた27歳。イングランドの地で揉まれ逞しさを増した日本が誇るナンバー10は自身初出場となるW杯の舞台でその存在を世界に示すことができるのか。“死の組”E組を突破し、日本が躍進を果たす上で南野拓実が身につけてきた世界レベルのプレー強度とここ一番で見せる決定力に期待したい。
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