写真：メッシ(Jean Catuffe/Getty Images)
カタールW杯が開幕し、早くも注目選手たちが暴れまわっている。
11月21日に行われた「イングランド対イラン」の一戦では、メガクラブへの移籍が噂されているベリンガム（19）やサカ（21）など若い才能が主役を演じた。
さらに「セネガル対オランダ」では、デ・ヨング（25）からの素晴らしいパスからガクポ（23）がヘディングで決めた。
そんな新時代の到来を予感させるこのW杯では、メッシとC・ロナウドの「最後の直接対決」が見れる可能性がある。
アルゼンチンとポルトガルは準決勝or決勝で対戦の可能性あり
リオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドの2人は、長らく世界のサッカーシーンの頂点に君臨してきた。
バロンドールはメッシが7回、C・ロナウドが5回獲得しており、15年近くも2人が頂点を奪い合ってきたのだ。
そんなメッシ率いる優勝候補のアルゼンチンとC・ロナウド率いるFIFAランキング9位のポルトガルは、順当に勝ち進めば準決勝or決勝で対戦の可能性がある。
フランスのエムバペやスペインのペドリ、イングランドのベリンガム、ブラジルのヴィニシウス、ロドリゴといった次世代の主役たちの躍動が注目されるカタールW杯だが、再び「2人の王」がその存在を強烈に示すに相応しい舞台であるとも言える。
アルゼンチンとポルトガルが共にグループステージを1位通過し勝ち進むことができれば、決勝戦で2人は相まみえることになる。
「W杯の決勝戦でメッシとC・ロナウドが直接対決」
時代の終わりにこれほどふさわしい試合はないだろう。
クリスティアーノ・ロナウドは、マンチェスター・ユナイテッドとの確執によってこのままCL（チャンピオンズリーグ）などの大舞台から去る可能性もある。
つまり、カタールW杯がメッシとC・ロナウドの「最後の直接対決の場」になる可能性が高いのだ。
さすがに決勝戦まで両国が勝ち残る確率は低いが、準決勝であればありえなくはないだろう。
アルゼンチンがグループステージを1位通過し、ポルトガルが2位通過、もしくはその逆のパターンであっても準決勝で対戦する可能性が生まれる。
新時代のスターたちが躍動する大会となるのか。
それともメッシやクリスティアーノ・ロナウドといったレジェンドたちが最後の輝きを放つ大会になるのか。
どちらにしても、我々はサッカー界の時代の変わり目を目撃することになるだろう。
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