PSGとの契約延長拒否のエムバペ、レアル・マドリードへ移籍する可能性も
写真:エムバペ(AP/アフロ)
6月12日、フランス代表FWエムバペがパリ・サンジェルマンに対して契約延長オプションを行使しないことを決断したとフランス紙『レキップ』が伝えた。
2024年までの2年契約+1年の延長オプション付きの契約だったが、延長オプションを行使しないことでパリ・サンジェルマンは今夏の放出も検討するようだ。
移籍寸前で破談となった過去があるレアル・マドリードが獲得に乗り出す可能性も考えられる。
ペレス会長の「エムバペの獲得は今年ではない」発言が撤回される可能性も
先日報道されたスペイン紙『マルカ』の報道では、あるファンがレアル・マドリードのペレス会長に「エムバペと契約するのか?」と質問したところ、「イエスだが、今年ではない」と答えたとされている。
しかし、今回のエムバペの延長オプション拒否によって、移籍金を積めばエムバペが今夏手に入れられる状況になった。
思わぬ事態に欧州中のメガクラブが今後エムバペ獲得に乗り出すことが予想できるが、「今年ではない」と発言したレアル・マドリードも例外ではないだろう。
チームのエースであるベンゼマが急遽サウジアラビアのクラブへ移籍することが決まり、CFの獲得が急務となっていたレアル。
ハリー・ケインやカイ・ハベルツといった候補者が浮上しているが、ケインはトッテナムが出したがっておらず、年齢の割に高額の移籍金が必要となる。
ハベルツは、ケインよりも現実的な金額での獲得が可能だが、CFとしての格はやや落ちてしまう。
ベンゼマが抜けたこのタイミングであれば、レアルが高額の移籍金を払ってでもエムバペを獲得しようとする可能性は高いだろう。
べリンガムに続きエムバペが獲得できれば、一気に銀河系軍団が完成
すでにレアルはドルトムントからイングランド代表MFベリンガムを獲得することが決定しているが、さらにエムバペを獲得することになれば、一気に銀河系軍団が完成することになる。
来季から背番号を伝統の7番に変えるヴィニシウスや11番に変わるロドリゴ、モドリッチ、クロース、バルベルデなど、レアルは超豪華な布陣で来季を迎えることになる。
ベンゼマが移籍し9番が空き番号となっているため、もしもエムバペが加入することになればストライカーとして9番を付ける可能性もあるだろう。
果たしてレアルマドリードのユニフォームを身にまとったエムバペを見ることができるのか、今後の動向に注目しよう。
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