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Jリーグで別格の存在感!日本代表入りが期待される松木玖生のA代表招集はパリ五輪後か

写真: 松木玖生(森田直樹/アフロスポーツ)
FC東京所属の長友佑都の代表復帰が話題となっているが、同クラブに日本代表に選出されるべき実力を持った若手選手が存在する。

「松木玖生」

青森山田高校時代から期待された逸材は、すでに代表レベルに達している。

中盤での存在感はJリーグ屈指

高卒でのJリーグデビューからこれまで数年間をチームの主力として過ごした松木は、今季トップチームのキャプテンを務める3人にも選ばれている。

4節が終了し得点こそないものの、中盤での激しいプレスに攻撃時の組立て、そしてチャンスにつながるキーパスなどその存在感は抜群だ。

元々欧州志向だった松木だが、2024年度中に欧州に活躍の場を移す可能性は極めて高いといえるだろう。

プロとして十分な経験を積んだ今の状態ならば、欧州で成功する確率もかなり高いはずだ。

日本代表にも食い込める逸材だが代表入りはパリ五輪後か

今年初めに行われたアジアカップで早期敗退となった日本代表だが、選手層はアジアの中でトップクラスの厚さとなっている。

中盤でいえば、遠藤航と守田英正という絶対的な2人だけでなく、田中碧、旗手怜央、佐野海舟もおり、浦和レッズの伊藤敦樹も代表に割って入ることができる実力者だ。

しかし、松木はすでにそうした実力者たちと肩を並べるほどの選手に成長しており、今後さらに選手としてのクオリティが上がる将来性を持っている。

若手の台頭がほとんどない現在の日本代表の状態を踏まえれば、松木をA代表に選出するという選択肢も「あり」なはずだ。

実際に森保監督も候補としてその存在を認識しているはずだが、現実的にはパリ五輪が終わる夏以降となる可能性が高い。

理想としてはパリ五輪が終わるタイミングまでに欧州移籍も決め、A代表入りを経験し選手としてワンランク上の舞台に挑戦する形だろう。

「日本代表の中盤は選手層が厚いから松木は難しい」といった意見もあるが、本当にそうだろうか?

松木は前節のアビスパ福岡戦でもトップ下で出場しており、素晴らしいミドルシュートを放ちキーパスも連発している。

ボランチとトップ下をハイレベルにこなせるユーティリティ性があり、なにより「強いメンタリティ」を有している。

現在のA代表の主力選手たちに危機感を持たせる意味でも、松木をA代表に選出すべきだろう。

果たして松木はパリ五輪で結果を残し、欧州移籍やA代表入りを実現させることができるのか、今後のプレーに注目だ。

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