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マンチェスター・シティ悲願のCL優勝!プレミア、FA杯と合わせ3冠達成で伝説のクラブに
写真:ハーランド(提供:ロイター/アフロ)
マンチェスターシティは強豪と呼ばれるようになり10年以上が経過したが、これまでCL優勝だけは成し遂げられなかった。
しかし、ついにその時が訪れた。
6月10日、CL決勝「マンチェスター・シティ対インテル」の一戦が行われ、1-0でマンチェスター・シティが勝利した。
この勝利でマンチェスター・シティはプレミアリーグ優勝とFA杯優勝と合わせ3冠(トレブル)を達成した。
インテル健闘もシティがロドリのゴールで優勝を決める
大注目の一戦となったこの試合は、緊張もあってかお互いに固さを感じる立ち上がりとなった。
36分、シティにトラブルが起きる。
デ・ブライネがハムストリングを痛め交代を余儀なくされた。
世界ナンバーワンMFの負傷交代により嫌なムードが漂う中、68分に試合が動く。
ロドリが値千金の先制点を挙げたのだ。
ベルナルド・シウバがエリア内でスルーパスを受けると、中に浮き球のクロスを入れる。
このパスがDFに当たりリフレクションしたボールをロドリが冷静にゴール右隅に流し込んだ。
DFがコースを切っていたが、その外側を巻く素晴らしいシュートだった。
インテルもすぐさま決定機を作る。
空中戦のこぼれ球をディマルコがヘディングで押し込もうとしたが、これはクロスバーに当たりゴールならず。
はね返ったボールを再びディマルコがヘディングしたが、これは味方のルカクに当たってしまった。
77分、シティが決定機を作る。
フォーデンがキレのあるルーレットでDFを剥がし、エリア内に侵入。
完全にフリーになり左足でシュートを放ったが、これはGKオナナにセーブされた。
88分、インテルに決定機が訪れる。
クロスの折り返しをルカクがヘディングで押し込むも、GKのエデルソンが左足に当てこれを防いだ。
試合はこのまま1-0で終了し、マンチェスター・シティが悲願の優勝を果たした。
MVPは決勝点を挙げたロドリが選出され、シティのハーランドは12得点で得点王となった。
CL優勝で真のビッグクラブになったシティ
シティを率いるグアルディオラ監督は、試合後大きな仕事を成し遂げた安堵の表情を見せていた。
強豪クラブに押し上げながらCL優勝だけが獲れなかった数年間だったが、ついに悲願のCL優勝を成し遂げたのだ。
このCL優勝で、ビッグクラブとしての箔が付き、レアルマドリードやバイエルンといった世界的なクラブと正真正銘肩を並べたと言える。
シティにはハーランドを筆頭に優秀な選手が多いため、今後もこの強さは続いていきそうだ。
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