久保建英がゴラッソでソシエダを勝利に導く!不敗神話継続となる今季3得点目で年間2桁得点ペースに
久保建英(写真:なかしまだいすけ/アフロ)
11月3日、ラ・リーガ第12節「レアル・ソシエダ対セビージャ」の一戦が行われ、0-2でレアル・ソシエダが勝利した。
この試合に右WGとしてスタメン出場した日本代表MF久保建英は、前半34分に今季3点目となる素晴らしい得点を奪い勝利に貢献した。
久保はこの試合で今季2回目となるMVPを獲得している。
年間9.5得点ペースに!シーズン中盤以降で爆発なるか
まさに圧巻のゴラッソだった。
前半34分、右サイド深くでボールを持った久保は、中にカットインしペドロサのマークをずらす。
シュートフェイクを使い完全にフリーになると左足を一閃。
GKが一歩も動けない素晴らしい得点となった。
この得点でラ・リーガでの通算得点を「25」とした久保は、イラン代表ネクナムの記録を抜きアジア人選手として最多得点者となった。
更には、久保が得点した試合は18試合連続で負けなし(17勝1分)の「不敗神話」も継続となった。
久保は守備も怠らず、攻撃では何度も違いを生み出した。
終盤には接触からすねを痛め80分にベンチに下がったが、文句なしの活躍でMVPを獲得した。
今季3得点目を挙げた久保は、チームの不調に伴いどこか物足りないシーズンインとなったが、この日の得点でリーグ戦3得点目で年間9.5得点ペースとなっている。
気が付けば年間2桁得点が間近となっており、シーズン中盤以降で得点を量産できればキャリアハイ更新(2022-2023シーズンの9得点が現時点でのキャリアハイ)も達成可能だ。
ソシエダは暫定10位に浮上
この勝利で暫定10位となったソシエダは、浮上のきっかけを掴んだといえるだろう。
上位勢はすでに勝ち点を21~24点(バルセロナは勝ち点33と独走状態であるため除外)としているため、勝ち点15のソシエダからするとまだ点差があるが、連勝モードに突入すればまだまだ追いつくことは可能であるといえるだろう。
ブライス・メンデスが復帰し数試合をこなしたことからコンディションも高まっており、スチッチ、セルヒオ・ゴメスといったテクニックに秀でた選手が揃ったため、久保は以前よりも攻撃に力を割ける状態になったといえる。
過密日程は続くが、このチーム状態がキープできれば徐々に順位を上げて行けるはずだ。
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