久保が出場時間確約ならばレアル・マドリード行きの可能性大か、マン・Uも獲得に興味
久保建英(写真:なかしまだいすけ/アフロ)
約47億円。
レアル・マドリードが久保を再獲得するのに必要な金額だ。
契約解除金は6000万ユーロ(約93億円)だが、レアルはその半額となる約47億円で久保を買い戻しできる。
元々は自クラブ出身の選手なだけに、47億円を費やすのは過去の失敗を認めることになるが、それでも久保獲得は非常に魅力的な手段だといえる。
英メディア『スポーツ・モール』は、久保が「一定以上の出場時間確保を確約した場合のみ移籍を承諾する」と考えていると伝えた。
レアル復帰は出場時間確保の契約内容の場合のみ、マン・Uも関心、ソシエダは残留を望む
レアル・ソシエダのホキン・アペリベイ会長は、ソシエダをビッグクラブに押し上げたいと考えており、そのために久保の残留を願っている。
しかし、昨季9得点6アシストを記録し、今季もすでに5得点1アシスト(9月度のラ・リーガMVP)となっている久保はメガクラブから興味を持たれている。
マンチェスター・ユナイテッドがサンチョの後釜として久保をリストアップしているとの噂もあり、レアル・マドリードが再獲得に踏み切る可能性もある。
一定時間以上の出場時間確保(例えば公式戦30試合以上の出場など)の契約が盛り込まれれば、久保もレアル復帰に首を縦に振るかもしれない。
この契約内容であれば、レアルに復帰したものの満足な出場機会が得られずアーセナルに移籍したウーデゴールの二の舞を避けられるだろう。
レアル・マドリードはこの契約内容で久保を獲得するためにロドリゴの放出に踏み切るかもしれない。
久保クラスの選手を契約解除金6000万ユーロ(約93億円)で獲得できるとあらば、他のメガクラブも獲得レースに参戦することもありえる。
ベルナウド・シウバの退団が現実となるならば、マンチェスター・シティも後釜として獲得に乗り出す可能性もある。
レアルが久保獲得と併せて狙うのはエムバペか、ハーランドか
レアル・マドリードは今夏にベリンガムを獲得しさらに銀河系へと近づいたわけだが、その仕上げとなるのが久保であり、エムバペorハーランドとなる。
特にエムバペを獲得するのかハーランドを獲得するのかの判断は、レアルの未来を大きく左右する選択となるだろう。
エムバペはヴィニシウスとポジションが被っており、CFでのプレーもできるものの完璧にマッチングする感じではない。
対してハーランドはレアルマドリードに完璧にマッチする選手であり、2024年夏には契約解除条項が有効となるため、レアルがそのタイミングを待つという選択肢もある。
果たして久保の未来はレアル・ソシエダのレジェンドか、レアル・マドリードで銀河系の一員か、それとも違うメガクラブへの移籍か。
サッカー界のお決まり文句を引用するならば、「どうなるか見てみよう」
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