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久保建英

久保がCL初出場!ソシエダ先制も試合終盤にインテルに追いつかれる 依然改善できない試合終盤の失点癖

久保建英(写真:なかしまだいすけ/アフロ)
9月20日、CLグループD「レアル・ソシエダ対インテル・ミラノ」の一戦が行われ、1-1の引き分けに終わった。

日本代表MF久保建英は激しいマークを受けながらも自身初となるCLで存在感のあるプレーを披露した。

ソシエダは試合終了間際に同点弾を決められ、10季ぶりとなるCLで勝利は挙げられなかった。

日本サッカー史上最高の逸材がついにCLのアンセムを浴びる

ついに夢見たCLの舞台に久保建英が立った。

CLのアンセムを浴びた久保は気合十分の表情を見せたが、序盤はスローペースで試合に入る。

開幕からの大活躍により久保はインテルから厳しいマークを受ける形となったが、徐々にギアを上げ前半終盤にミケル・メリーノへの右足クロスやエリア内左でパスを受けて強烈なシュートを放つなど存在感を示した。

後半も何度か右サイドでチャンスを演出したが、得点やアシストといった結果は出すことができなかった。

CLでの初得点は2戦目以降に持ち越しとなった。

ソシエダは気合の入ったプレーで試合終盤までリードもまたもや試合終了間際に失点

CFでスタメン出場したキャプテンのオヤルサバルは序盤から猛プレスを行う。

フル出場するつもりなど毛頭ないといった心理だったのだろう。

その闘志に影響されるように他の選手も連動してインテルへのプレスを敢行する。

明らかに右WGの久保を警戒しているインテルだったが、逆にソシエダは左サイドのバレネチェアを中心に攻撃を展開していく。

歴史的な先制点が生まれたのは4分。

オヤルサバルとの連携で前線からプレスをかけたブライス・メンデスがボールを奪いきり、そのまま強烈なシュートを放つ。

このシュートがゴールネットを揺らし、ソシエダが貴重な先制点を奪った。

試合はそのまま一進一退の展開となり終盤へ。

85分にブライス・メンデスに代えてパチェコを投入し、5バックで逃げ切りを図るソシエダだったが、87分にラウタロに得点を奪われ勝ち切れずに終わった。

ソシエダは今季開幕からの8失点のうち7失点が後半に取られている。

後半の失点癖を改善しない限りは、ラ・リーガ4位以内やCLでの決勝トーナメント進出は厳しいだろう。

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