久保建英、ハムストリングの違和感を払拭する2得点でソシエダを勝利に導く!
久保建英(写真:なかしまだいすけ/アフロ)
9月2日、ラ・リーガ第4節「レアル・ソシエダ対グラナダ」の一戦が行われ、5-3でレアル・ソシエダが勝利した。
アーセナルからレンタルで加入した新戦力のティアニーが早くもスタメン出場したソシエダは、攻撃陣が爆発し4試合目でようやく今季初勝利を挙げた。
日本代表MF久保建英はハムストリングの違和感により数日間トレーニングを回避していたが、右WGでスタメン出場し2得点の大活躍。
開幕から4試合連続となるMOMに選出された。
久保は前半だけで2得点を挙げるなどソシエダの攻撃陣を牽引
久保の今季2得点目は、開幕から格下相手に3試合連続引き分け後の絶対に勝たなければならない試合で生まれた。
前半9分、スルーパスを受けた久保が左足を振り抜き、見事にゴールを決めた。
この得点で久保はラ・リーガ通算17得点となり、元日本代表MF乾貴士の16得点を抜き日本人最多得点者となった。
その後も万全ではないコンディションながらソシエダの攻撃を牽引する活躍を見せる久保。
35分、グラナダはCKからル・ノルマンのオウンゴールで1点を返すが、44分に再び久保が魅せる。
右サイドでボールを受けた久保は中にカットインしながらファーサイドにシュートを放つ。
DFに当たり軌道が若干変わったボールは、ゴール左隅へと吸い込まれた。
今季3得点目となる得点で、再びソシエダ1点リードとした。
後半はソシエダがゴールラッシュで試合を決めた
59分、久保が右サイドでチャンスを作ると、最後はスビメンディがシュートを決めて3点目を奪う。
さらに67分にはオヤルサバルのオシャレなヒールパスからバレネチェアがシュートを決めてスコアを4-1とする。
76分には久保のオヤルサバルへのパスがDFに当たりオウンゴールとなり、5-1とリードを広げた。
終盤にグラナダが2点返したものの、5-3でソシエダが勝利した。
この試合で圧倒的な存在感を見せ結果を残した久保。
得点だけでなく多くのチャンスを作り出した久保は、文句のつけようがない活躍だったといえるだろう。
今節後はインターナショナルマッチウィークに入るため、久保は日本代表へと合流し9月9日にドイツ戦、9月12日にトルコ戦をこなす。
ハムストリングの怪我の具合は心配だが、2得点の勢いそのままに代表戦でも輝いてくれるはずだ。
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