ムシアラやペドリ、ヴィニシウスに続きソシエダ久保建英も太もも負傷、次節欠場か
久保建英(写真:なかしまだいすけ/アフロ)
8月28日、レアルソシエダに所属する日本代表MF久保建英が右大腿四頭筋を痛めトレーニングを回避したとスペインメディア『ムンド・デポルティーボ』が伝えた。
この1週間ほどでバイエルンのムシアラやレアル・マドリードのヴィニシウス、バルサのペドロなどメガクラブのエースたちが太ももの負傷により1ヶ月以上の離脱を強いられているが、久保も同じように太ももに問題を抱えているようだ。
久保は9月2日に行われる次節グラナダ戦を回避する可能性もある。
久保は前節も太ももにテーピングを巻きプレー
ラス・パルマス戦で久保を早めに交代させたことで批判されていたアルグアシル監督だが、もしかしたら好判断だったのかもしれない。
久保はこの試合で右太ももにテーピングを巻いており、これまでよりもプレーのキレという面では劣っていた。
もしも75分以降もプレーさせていたら、ムシアラやペドリなどと同じように1ヶ月以上の離脱となっていた可能性もある。
チームは3試合連続で格下に引き分けるなど状態は良くないが、シーズンはまだまだ長いためここで無理させる必要はない。
次節もスタメンで出場する可能性もあるが、今後を考えればベンチもしくは欠場させるべきだといえるだろう。
ザハリャンとティアニー加入で巻き返しの準備が整いつつあるソシエダ
開幕からの3戦でビルドアップも上手くいかずなかなかチャンスが作れていないソシエダは、勝ち点3の12位とスタートダッシュに失敗している。
CFのカルロス・フェルナンデスは明らかに実力不足で、サディクもまったくチームに馴染めていない。
最悪な状態ではあるが、今後に向けて希望は持てる。
実力十分のMFザハリャンをディナモ・モスクワから獲得し、アーセナルからワールドクラスの左SBであるティアニーをレンタルで獲得している。
すでにチームに馴染んでいる新加入選手のトラオレを含め、両SBとダビド・シルバもの代わりを確保できたことになる。
さらに、まだ復帰はできていないがライプツィヒからレンタルで獲得したアンドレ・シウバもいる。
メンバーが揃い戦術が固まっていけば昨年よりも強いチームとなるはずだ。
そうした意味でも、CLが開幕する9月20日ころまでは結果を追い求めすぎず、チーム作りに重きを置くべきなのかもしれない。
久保をここでしっかりと休ませ、代表ウィーク後に万全の状態で臨めるように調整するのも悪くないだろう。
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