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久保建英(写真:なかしまだいすけ/アフロ)

久保建英はパリ五輪不参加!オフは完全休養で新シーズンのクラブ&A代表活動へ

久保建英(写真:なかしまだいすけ/アフロ)
5月16日、JFA(日本サッカー協会)はレアル・ソシエダに所属する久保建英のパリ五輪招集見送りを決定したようだ。

パリ五輪世代を象徴する選手の不参加はU-23日本代表に大きな影響を及ぼしそうだ。

これで久保自身は6月に行われるW杯アジア2次予選のミャンマー戦とシリア戦に参加した後、完全休養を与えられることになる。

今季は過密日程によりコンディションを落とした久保

久保はキャリア初となるCL出場という夢を叶えたシーズンとなり、決勝トーナメントにも進出した。

しかし、CL参戦に伴う過密日程とアジアカップ参加によって大きくコンディションを崩し、シーズン後半は万全の状態とは程遠いパフォーマンスに終始した。

プレーの質を見ればその実力がすでに欧州トップクラスであることが分かるが、コンディションを崩せば活躍は難しい。

JFAがパリ五輪招集を見送った大きな要因はまさしくこの「蓄積された疲労」だ。

パリ五輪に招集しオフに疲労をリセットできず新シーズンを迎えれば、怪我のリスクは大幅に上昇しパフォーマンスの低下は免れないだろう。

16日のバレンシア戦ではスタメン出場し久しぶりにアシストを記録するなどキレのあるプレーをした久保だが、蓄積された疲労は相当なものであると予想できる。

久保はシーズンの残り試合出場とソシエダの日本ツアーに参加し6月に行われるW杯アジア2次予選の2試合を戦った後、完全休養に入ることになる。

五輪代表は久保に代わる攻撃的な選手の招集が必要不可欠

久保のパリ五輪不参加によって、JFAと大岩監督は攻撃の柱となる選手を新たに招集する必要性に迫られた。

オーバーエイジ枠はCBなど守備的な選手に使用する可能性が高いとされていたが、久保の五輪不参加によって少なくとも攻撃的な選手にオーバーエイジ枠を1つ使用することになるだろう。

久保に代わるA代表クラスの選手であるならば、堂安律(フライブルク)や上田綺世(フェイエノールト)、小川航基(NECナイメヘン)などが候補となるはずだ。

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