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久保建英、絶不調レアル・ソシエダを救う値千金の決勝ゴール、日本代表合流にも弾み

写真:久保建英(提供:ムツ・カワモリ/アフロ)
3月19日、ラ・リーガ第26節「レアル・ソシエダ対エルチェ」の一戦が行われ、2-0でレアル・ソシエダが勝利した。

日本代表MFの久保建英は、47分にダビド・シルバからのスルーパスから左足一閃、ゴールを奪った。

この得点は、直近10試合で1勝しかできていない窮地のチームを救う一発となった。

久保は78分にダビド・シルバと共にベンチに下がった。

2月13日のエスパニョール戦以来の勝利で悪い流れを切ったレアル・ソシエダ

最悪の状況を救ったのは、ソシエダで最もテクニックのある2人だった。

47分、久保が裏に抜け出す動きをスペインのレジェンドは見逃さなかった。

ダビド・シルバが得意の左足でスルーパスを出すと、久保は相手GKの左側を抜くテクニカルなシュートを放ち、ゴールを奪った。

ソシエダにとって喉から手が出るほど欲しかった先制点が、シルバと久保によってもたらされた。

VARチェックが入るほどオフサイドギリギリのプレーだっただけに、シュートを決めた久保はもちろん、スルーパスを出したシルバも賞賛に値するだろう。

久保建英は21節エスパニョール戦以来のゴールで、リーグ戦5得点目となった。

この得点でラ・リーガ挑戦1年目に記録したマジョルカ時代の4得点を上回り、キャリアハイの記録となった。

公式戦では5得点5アシストとなり、得点関与数も2ケタに乗せた。

欲を言えば、前半にも決定機があったため、そこでも得点を取りたかったところだ。

とはいえこの得点は、10試合で5得点(そのうち7試合で無得点)と絶不調に陥っていたチームを生き返らせるゴールとなり、90分のバレネチェアのゴールにも繋がった。

公式戦7試合ぶりの勝利となったソシエダは、来季のCL(チャンピオンズリーグ)の出場権を獲得できる4位をキープすることに成功している。

久保建英は日本代表にも良い流れで合流

このエルチェ戦後、久保は3月24日と28日に行われる国際親善試合に出場するため、日本に帰国することになる。

代表合流直前の試合でゴールを決めることに成功したため、日本でも気持ち良くプレーすることができるだろう。

カタールW杯では不完全燃焼に終わった久保だが、新生日本代表ではブライトンの三笘薫と共に中心選手としてプレーすることが予想される。

ウルグアイ戦、コロンビア戦と久保がどのようなプレーを見せるのか、注目しよう。

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