久保がシルバのバースデーゴールを演出でソシエダの公式戦6連勝に貢献
写真:久保建英(Jose Breton/Pics Action/NurPhoto via Getty Images)
1月8日、ラ・リーガ第16節、「アルメリア対レアル・ソシエダ」の一戦が行われ、2-0でレアル・ソシエダが勝利した。
日本代表MFの久保建英はFWとしてスタメン出場し後半26分までプレー。
この日37歳の誕生日を迎えたダビド・シルバのゴールを演出した。
これでレアルソシエダは公式戦6連勝となった。
キレのあるプレーで結果を出した久保建英
今節はシーズン序盤と同じFWとして起用された久保は、キレのあるプレーでソシエダの攻撃陣をリードした。
前半14分、相手GKのキックミスを中盤で拾うと、そのままドリブルで駆け上がり強烈なシュートを放つ。
惜しくもゴール右隅に外れたが、得点を予感させるプレーだった。
前半32分には久保が右サイドでボールをキープしミケルメリーノへパスし、イジャラメンディのヘディングシュートに繋がる。
前半39分には、右サイドで縦に突破し右足でシュートを放つ。
GKに阻まれたものの、積極的にゴールへ向かう姿勢を見せた。
後半開始早々、久保はアシストを記録する。
ダビド・シルバからのスルーパスを受けると、見事なターンからエリア内に走り込んだシルバにパスを出す。
相手DFに若干当たったが、シルバが上手く前に持ちだし冷静にシュートを決めた。
一度はオフサイド判定になるも、VAR判定でゴールが認められたことで、この日37歳の誕生日を迎えたシルバを祝う「ほぼ」アシストとなった。
今後も過密日程が続くこともあり、久保は後半26分にオヤルサバルと交代し、お役御免となった。
ソシエダはエースのオヤルサバルも20分以上プレーしチーム状態は上向き
レアル・ソシエダは、リーグ戦と国王杯を含む公式戦で6連勝を記録し、勢いが増している。
ラ・リーガでは3位をキープしており、来季のCL(チャンピオンズリーグ)出場も夢ではないと言えるだろう。
エースのオヤルサバルが大怪我から復帰を果たしており、今後プレー時間を少しずつ増やしていくことからも、チーム力はさらに上向きとなるはずだ。
次節はホームでアスレティック・ビルバオとのバスクダービーが行われる。
はたして久保はこの絶対に負けられない一戦で活躍することができるのか、注目だ。
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