フランクフルト鎌田、契約延長せず冬の移籍で年俸大幅UPを選択する可能性
鎌田大地(Photo by Masashi Hara/Getty Images)
ドイツの現地紙『BILD』は、「フランクフルトの鎌田大地との契約延長交渉は非常に難しい状況となっている」と報じた。
今冬でのプレミアリーグへの移籍の可能性は低いとも報じているが、イギリスメディアでは、プレミアリーグのエバートンやトッテナム、リーズが獲得に乗り出す可能性があると報じられるなど、鎌田の去就が大きな話題となっている。
欧州での圧倒的な実績で評価を高める鎌田
鎌田大地は、Jリーグのサガン鳥栖でプロデビューし、3シーズンプレーした後にフランクフルトへ移籍。
2018—2019シーズンにシント=トロイデンへレンタル移籍しシーズン2ケタゴールを記録すると、翌シーズンからフランクフルトに復帰。
フランクフルトへの復帰後は、ブンデスリーガで着実に実績を残し、昨季にはEL(ヨーロッパリーグ)優勝へと導いた。
今季は更にその活躍度が上がり、公式戦10試合で6ゴール2アシストと爆発中だ。
9月23日に日本代表として戦った国際親善試合のアメリカ戦でも、1ゴールを奪うなど、トップ下として抜群の存在感を見せた。
まさに鎌田にとってキャリア最高のシーズンとなっているわけだが、それゆえに今後の去就が大きな話題となっているのだ。
現在鎌田は、フランクフルトからの契約延長の打診を保留しており、プレミアリーグなどのクラブから関心を持たれている。
現時点では残留濃厚だが、W杯次第では巨額オファーが届く可能性も
鎌田大地は、代表選手たちの素顔に迫る『サッカー日本代表独占インタビュー THE VOICE』の番組内で「サッカー人生で一生分稼ぎたいと思っている」と話したことがある。
それゆえに、大幅な年俸UPの話が手元に届けば、一気に移籍へと心が傾く可能性もあるはずだ。
もちろん、フランクフルトも現在の鎌田の年俸約6000万円から倍増した年俸による契約延長を打診するだろう。
しかし、豊富な資金を持つプレミアリーグのクラブからのオファーともなれば、その年俸も破格のものとなる。
年齢的にも次の移籍がキャリア最高到達点となる可能性が高いだけに、良いオファーが来れば移籍に傾く可能性も高いと言えるだろう。
11月から行われるカタールW杯の活躍次第では、現在噂されているエバートンやトッテナム、リーズよりも上位のクラブからのオファーもあり得るだろう。
今後の鎌田の活躍と契約延長の有無に注目だ。
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