鎌田大地（写真：REX/アフロ）
8月27日、カラバオカップ「クリスタル・パレス対ノーリッジ」の一戦が行われ、4-0でクリスタル・パレスが勝利した。
日本代表MF鎌田大地はこの試合に先発出場すると、1得点1アシストの活躍を見せチームの勝利に貢献した。
クリスタル・パレスはプレミアリーグで開幕2連敗とスタートダッシュに失敗したが、カップ戦は順調なスタートとなった。
マテタとの好連携で今後にも期待
昨季プレミアリーグで16得点を挙げたジャンフィリップ・マテタと鎌田のコンビが非常に合っているようだ。
ノーリッジ戦でも、マテタのスルーパスを受けた鎌田はGKを華麗にかわしてクリスタル・パレスでの初得点を挙げており、後半には鎌田のクロスをマテタがボレーで合わせ得点。
主力の攻撃的MFエゼとマテタの2人と好連携が取れるようになっており、鎌田はクリスタル・パレスに順調に適応していると判断できる。
世界一レベルが高いと称されるプレミアリーグで昨季は10位となっているチームだけに、開幕からの2連敗は完全に想定外だったといえる。
しかし、マテタと鎌田、エゼの連携がさらに深まれば、おのずと順位も上がっていくことだろう。
攻守の切り替えが非常に速く球際も激しいプレミアリーグだが、鎌田はそうしたサッカーにもしっかりと順応してきている。
むしろ展開の速い試合が多いからこそ、タメを作れる鎌田の特徴が良いアクセントになり、ポゼッション率のUPや有効な攻撃の回数UPに繋がる可能性もある。
プレミアリーグにおける日本人選手の価値UPにも鎌田の活躍は重要
ブライトンの三笘薫、リヴァプールの遠藤航、アーセナルの富安健洋という日本代表の主力3人が活躍してきたプレミアリーグだが、鎌田も十分に彼らと同様のレベルでプレーできる選手だ。
今季はサウサンプトンに日本代表SBの菅原由勢も加入しており、この5人の日本代表選手が活躍すれば日本人選手への期待度はさらに高まっていくはずだ。
そうした意味では、鎌田が活躍をすることでクリスタル・パレスが喜ぶだけでなく、日本サッカー界の価値が高まるともいえる。
果たして鎌田はカップ戦だけでなくプレミアリーグでも大活躍することができるのか。
クリスタル・パレスの次節は9月1日（日本時間）、アウェーでのチェルシー戦を予定している。
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