鎌田大地はやはり今冬移籍か、コッパイタリア準々決勝でラツィオ勝利も鎌田は出番なし
鎌田大地(写真:PA Images/アフロ)
鎌田大地が再び苦境に立たされている。
1月10日、コッパイタリア準々決勝「ラツィオ対ASローマ」の一戦が行われ、1-0でラツィオが勝利した。
セリエA19節のウディネーゼ戦にスタメン起用されるも前半で交代となった鎌田は、コッパイタリアのASローマ戦でベンチスタートとなり、出番は回ってこなかった。
ウディネーゼ戦で決勝点を挙げたマティアス・ベシーノの評価が高まっており、鎌田の序列が下がった可能性もある。
リーグ戦直近4試合で3度のスタメンもアピールできず
フランクフルトで輝いていた鎌田のプレーはラツィオでは見られないのか。
セリエA開幕当初はスタメン起用され第3節のナポリ戦で素晴らしいシュートを決めるなど活躍していた鎌田だったが、その後は明らかに序列が低下し出番も減っていた。
ようやく11月25日のサレルニターレ戦でスタメンフル出場を果たし、12月17日のインテル戦、12月29日のフロジノーネ戦とスタメン起用されるが、アピールはできず。
年明け1月7日のウディネーゼ戦ではスタメン出場したものの前半にイエローカードをもらっていたこともありハーフタイムで交代となった。
絶対的司令塔のルイス・アルベルトの控え扱いとなっている鎌田だが、その他の中盤もゲンドゥージやロヴェッラがいるため、現時点ではMFの4番手といったところだ。
過密日程ゆえに出番が回ってきていたが、ここにきてベシーノがアピールに成功しているため、さらに序列が下がる可能性があるのだ。
鎌田は今冬に移籍する可能性も
『calciomercato』や『Virgilio Sport』『OA SPORT』などのサッカーメディアでは、活躍できていない現状を踏まえ「謎めいた存在」と評されている。
ラツィオはCLでもベスト16に進出しており、コッパイタリアでも準決勝に進出しているため、鎌田を放出し今冬に中盤の選手を補強する可能性もある。
鎌田としても、重要な戦力としてみなされていない現状は不本意だろう。
久保建英が所属しているレアル・ソシエダやバレンシア、マルセイユなどが鎌田に興味を示しているとされているが、果たして鎌田の今冬移籍はありえるのか、その動向に注目だ。
Follow @ssn_supersports