アメリカ戦に続く危険なプレー!ランス伊東純也1ゴールも足裏タックルで退場!
(Photo by Etsuo Hara/Getty Images)
10月2日、リーグアン第9節「トロワAC対スタッド・ランス」の試合が行われ、2-2の引き分けに終わった。
この試合、日本代表FW伊東純也は後半9分にクロスボールをダイレクトで合わせ得点を決めるも、2分後に足裏を見せた危険なタックルを行い退場となった。
伊東の不用意すぎるラフプレーにW杯に不安も
伊東はその圧倒的なスピードと攻撃力でランスでも中心選手となっている。
このトロワACとの試合でも、自身の得点だけでなく鋭いクロスでバログンのゴールをアシストしている。
伊東のドリブルやクロス、そしてシュートは日本代表にとって最大の武器とも言えるが、このところラフプレーも目立つようになってきている。
9月23日に行われた国際親善試合のアメリカ戦でも、カードこそ貰わなかったものの相手選手のふくらはぎ辺りをスパイクで踏みつけるプレーを見せている。
そして今節のトロワACとの試合でも、後半11分に足裏を見せたままタックルを相手選手の膝辺りに入れて退場となっている。
両方とも、「足裏で相手選手を踏んでいる」という一発退場の確率が高いプレーだ。
周囲の味方選手もコントロールできないリスク
この2つの試合での危険なプレーは、決定的なチャンスを作られて足が出てしまったわけでもない点も印象を悪くする。
感情的になって危険なプレーをしてしまうタイプの選手であれば、熱くなっている段階で周囲の味方選手がなだめコントロールすることもできるが、淡々とした表情でラフプレーをされてしまうと味方選手はフォローができない。
真剣勝負となるW杯でもこのようなプレーを見せてしまえば、かなりの高確率でレッドカードを貰ってしまうだろう。
いったいなぜこういったプレーを繰り返してしまうのか理解しがたいが、W杯で危険なプレーをしないように何かしら注意をする必要があるのかもしれない。
戦力的には伊東をスタメンから外す選択肢はまずありえないが、日本代表にとっては新たな悩みの種が増えたと言えるだろう。
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