写真：板倉滉(Photo by Christian Verheyen/Borussia Moenchengladbach via Getty Images)
9月12日の練習中に左膝内側側副じん帯部分断裂の怪我を負った日本代表DF板倉滉（25）が、9月14日、Twitterにメッセージを投稿した。
「たくさんのメッセージありがとうございます」とファンからの応援メッセージへの感謝を述べるとともに、「やるよ俺は！」とW杯までに怪我を治し復帰する覚悟ともとれるメッセージを添えた。
※左膝と報道されているが、板倉選手のTwitterの画像では右膝にサポーターを巻いているので、右膝の怪我の可能性が高い。
日本代表DF陣で最も期待される選手だけにファンも動揺
板倉は、この1年間で最もファンからの期待値が高まった選手の1人だ。
攻撃の選手では三苫薫が大ブレークしたが、守備の選手では圧倒的に板倉の期待値が高まっていた。
W杯最終予選終盤でCBのレギュラーとして安定したプレーを披露し、W杯出場権獲得に大きく貢献。
さらに昨季所属していた当時2部のシャルケの中心選手として活躍し、チームを1部昇格へと導いた。
今季からブンデスリーガのボルシアMGへ移籍すると、すぐさまCBのレギュラーを獲得し、開幕からハイパフォーマンスを継続していた。
日本代表のキャプテンを務める吉田麻也は年齢による衰えを指摘されることが増えており、サッカーファンからも「冨安と板倉のCBコンビが見たい」と期待されていた。
それだけに今回の膝の負傷はファンにとってかなり大きなショックとなっている。
W杯のグループリーグでは、ドイツ、スペインという優勝候補2ヵ国と対戦することになっているため、激しいスライディングやパスの展開力を備えた板倉が復帰できるかどうかが重要となるはずだ。
板倉本人はW杯に間に合わせる気満々
Twitterで「やるよ俺は！」とコメントした板倉だが、「何をやるか」の明記こそないものの、それが「W杯」であることは間違いないだろう。
「怪我が治ったらW杯で暴れてください」
「W杯で応援させてください！」
「あなたがワールドカップでプレイするのを見たい」
ファンからはこのようなコメントが多く寄せられていることからも、W杯前の復帰を本人も目指していくことだろう。
日本代表のW杯初戦となるドイツ戦は11月23日（水）22：00開始予定。
はたして板倉は残り68日で怪我を治しピッチで暴れまわることができるのだろうか？
怪我の回復具合に注目だ。
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