
写真:堂安律(提供:ANP Photo/アフロ)
FIFAクラブW杯の開催により早期登録期間が設けられるなど例年よりも早く移籍話が進んでいる傾向にある今年の欧州移籍市場だが、7月に入れば一気に多くの移籍が実現していくことだろう。
日本代表選手たちの多くも今夏ステップアップ移籍を目指しており、すでに複数の選手は本格交渉中で正式発表間近だといえるだろう。
高井幸大(川崎→トッテナム)
20歳の高井幸大は移籍市場に精通するロマーノ氏が移籍が決定的な際に放つ「ロマーノ砲」とも呼ばれている「here we go!」を出すなど、ほぼトッテナムへの移籍が確定的となっている。
日本サッカーの未来を担う逸材なだけに、日本代表にとっては大きな移籍だといえるだろう。
町田浩樹(サンジロワーズ→ホッフェンハイム)
日本代表のレギュラーCBの1人である町田も、高井同様ロマーノ砲が出された1人だ。
ベルギーリーグからブンデスリーガへの移籍となるため、正式に契約を結べばステップアップ移籍を成功させたといえるだろう。
層が薄いとされる日本代表のCBというポジションにおいても高井と町田のステップアップ移籍はかなり意味のあるものだと考えられる。
堂安律(フライブルク→フランクフルト)
昨季公式戦10得点8アシストと確かな実績を残した堂安も、ドイツ紙『ビルト』などが報じるようにフランクフルトへの移籍が濃厚とされている。
まだバイエルンやプレミアリーグのクラブへの移籍の可能性もゼロではないが、どちらにしてもステップアップ移籍を実現させる可能性は極めて高いといえるだろう。
久保や三笘、板倉、守田、中村、旗手などもステップアップ移籍の可能性大
北中米W杯まであと1年というタイミングであるためややリスクはあるものの、前述した日本代表選手以外も次々にステップアップ移籍を果たすかもしれない。
日本代表のエースである三笘薫(ブライトン)や久保建英(レアル・ソシエダ)は、国内リーグタイトルやCLのタイトルを狙えるほどのビッグクラブと交渉中であると推測される。
さらに板倉滉(ボルシアMG)も移籍することがほぼ確定していて、ブンデス強豪かプレミアリーグのクラブへ移籍する可能性が高い。
守田英正(スポルティング)や中村敬斗(スタッド・ランス)、旗手玲央(セルティック)、町野修斗(キール)、伊東純也(スタッド・ランス)なども今夏ステップアップ移籍が濃厚とされている。
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