
旗手怜央、日本ツアー横浜F・マリノス戦で魅せた!4大リーグへ移籍すべきタイミングも残留濃厚か
写真:旗手怜央(REX/アフロ)
7月19日、親善試合「横浜F・マリノス対セルティック」の一戦が日産スタジアムで行われ、6-4で横浜F・マリノスが勝利した。
打ち合いとなったこの試合では、凱旋試合となる日本代表FW前田大然が前半だけでハットトリックを決めるも、後半にJリーグ屈指のスピードスター宮市亮の2得点などで横浜F・マリノスが逆転勝利した。
移籍の噂がある日本代表MF旗手怜央も先発出場し、中盤のボール奪取から素晴らしいスルーパスを出し前田の得点の基点となるなど、抜群の存在感を見せた。
セルティックはシーズン前とはいえJリーグのクラブに敗戦
どんな強豪クラブもシーズン前でコンディションが上がっていなければ、格下のJリーグクラブに苦戦する可能性もある。
日本の夏は湿度や気温も高いという点も、ネガティブな要素であっただろう。
しかし、それでも欧州クラブはJリーグ勢に勝利もしくはプレーで違いを見せなければならない。
残念ながらセルティックにはそのようなクオリティはなかった。
時折効果的なプレスでボールを奪いカウンターから素晴らしい攻撃は見せたものの、DFラインの不安定さはとても欧州レベルであるとは思えなかった。
CL(チャンピオンズリーグ)に出場できるとはいえ、やはりリーグレベルはそれほど高いとは言えない。
そんな中、前田は得点で、旗手は高いクオリティのプレーで違いを見せた。
特に旗手は、ボールキープやパス、ボール奪取能力などすべてにおいてスコットランドリーグに留まるべきレベルではなく、明らかに4大リーグにチャレンジするべき選手であると感じた。
実際にその実力は欧州でも評価されており、日本代表MF三笘薫が所属しているブライトンやセリエA王者のナポリ、昨季までセルティックを率いていたポステコグルー氏が監督に就任したトッテナムなどから関心を持たれている。
25歳という年齢を考えれば、今夏に移籍すべきだと言えるだろう。
しかし、旗手自身は「今いるチームでやるべきことをやるのが最優先、ベストを尽くしたい」とコメントしている。
セルティックとの契約は2026年夏までとなっているが、旗手は果たして新シーズンもセルティックでプレーすることになるのか、その動向に注目だ。
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