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古橋亨梧と旗手玲央のトッテナム移籍は「あり」なのか「なし」なのか

古橋亨梧(Photo by DeFodi Images/Getty Images)

各国リーグ戦が終わり、話題は夏の移籍市場へと移り変わっている。

6月6日、プレミアリーグのトッテナムは今季セルティックを率いたアンジェ・ポステコグルーを招聘することを正式に発表した。

この監督人事により可能性が高まったのが、「古橋亨梧と旗手玲央のトッテナム移籍」だ。

ポステコグルーが古橋と旗手をトッテナムに連れてくる可能性もあり

サッカー界では、新監督が在籍したクラブから愛弟子を引っ張ってくることはよくあることだ。

ポステコグルーはJリーグの横浜F・マリノスの監督を務めた経験があり、親日家として知られている。

セルティックでも、古橋と旗手を筆頭に、前田大然や岩田智輝、小林友希といった日本人選手を好んで起用している。

そんなポステコグルーがセルティックで躍動した古橋と旗手をトッテナムに連れていったとしても、決して不思議ではない。

自身のサッカーを深く理解しており、両選手とも選手としての質も高い。

トッテナムの状況もまた、古橋と旗手の移籍に追い風となっている。

長年スパーズでエースを務めてきたハリー・ケインがレアル・マドリード移籍する可能性が高く、ソン・フンミンにもにもサウジアラビアからオファーがあるようだ。

今季プレミアリーグで8位となり、来季欧州レベルの大会に参加できなくなったトッテナムは、数人の主力選手が抜けるのは間違いない。

古橋と旗手にとっては、ポジション争いのレベルが一段下がるため、非常にチャンスであると言えるだろう。

プレミアの激しさに適応できるかは微妙

古橋と旗手は優秀なサッカー選手だが、それでもプレミアリーグで成功できるかは正直なところ微妙だと言わざるを得ない。

なぜならば、プレミアリーグは世界でもトップのリーグであり、非常に激しいボディコンタクトが日常茶飯事だからだ。

実際に今季プレミアでブレークした三笘薫も、フィジカル面では何度も吹き飛ばされており、苦戦している。

特に古橋は、トッテナムに加入するとなればポストプレーの上手いハリー・ケインのような働きが期待される。

古橋はポストプレーを得意とする選手ではないため、チーム自体が機能しなくなる可能性もある。

そういった意味では、トッテナムへの移籍は「なし」との見方ができる。

旗手に関しては、中盤やSBのポジションにおいてアジリティとテクニックである程度勝負はできるだろう。

当たりの激しさもある旗手ならば、「あり」と言えるかもしれない。

果たして古橋と旗手のトッテナムへの移籍はあるのか。

その行方に注目しよう。

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