
【国際親善試合】日本代表 0-4 ブラジル代表(10月17日/北里アリーナ富士)
10月17日、フットサル日本代表は国際親善試合の第1戦でフットサルブラジル代表と対戦。日本は0-4で敗戦し、サッカー日本代表に続く歴史的勝利とはならなかった。
2024年8月の始動から1年が経ち、高橋健介監督体制になって初の国内での試合は持ち味を出しきれなかった。“健介ジャパン”は、2024年のワールドカップ覇者であり、FIFAランキング1位の世界王者にどのように挑み、上回ろうと試みたのか。
試合後、記者会見に登場した高橋監督が試合を振り返った。
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2失点は最悪ではなかった
●高橋健介監督|フットサル日本代表

──今日の試合を振り返って。
一言で言うと、本当に「悔しい」です。国内での2年ぶりの親善試合を、多くのファン・サポーターの前で戦ったなかで、0-4という結果も含めて「悔しい」の一言です。
──GKに田淵広史選手を起用した理由は?
ここまでのトレーニングもそうですし、アジアカップ予選からチームというのは継続しているので、今日の先発という判断です。
──第1ピリオドでの2失点は想定内でしたか?
最高の想定ではないですが、決して最悪ではなかったと思います。失点の仕方も事故のようにボールがこぼれたところからのものが2つだったので、そこまで自分たちの守備が壊されたわけではない、十分に巻き返せるという話をハーフタイムにしました。
──第2ピリオドの立ち上がりに失点して、GKを上原拓也選手に代えたタイミングで失点しました。あのシーンをどのようにとらえていますか?
3失点目は最初の5分で、自分たちは強度を上げていこうと話をしましたが、重い1点になったかなと思います。4失点目は、交代のタイミングを含めて自分の起用の問題で、自分のエラーだと思っています。
──今シーズン限りでの現役引退を表明している吉川智貴選手を選出し、先発で起用しました。どのような思いで送り出したのか、また今日のパフォーマンスをどのように評価しますか?
もともとハイパフォーマンスをしているのでここに招集しましたし、何か深い意図があって先発にするというより、ここまでのトレーニングで違いを見せていたこと、清水和也とのコネクションがあるので、ボールを届ける役として。プラス、守備面でも(ブラジルの)ピトを含めて抑えるところは智貴に課したものなので、そこは智貴が出ている時間帯はしっかり役割を果たしてくれ、チームに対して発言をして、自分が感じているものを伝えてくれました。ピッチ内外における貢献は、今回の代表に入ってからも大きなものがあると感じます。
──高橋監督の就任から約1年が経って、初めて国内での日本代表戦となりました。
(日本代表監督は)自分の夢でもありましたから、幸せなことではありました。そういう思いと、2024年のアジアカップ(W杯予選)に自分もコーチとして参加していたなか、W杯に行けなかったことで今ここにいる部分もありますから、そこの責任、覚悟を背負って、それを示さなければいけないなと。そっちの思いのほうが強かったかもしれません。
──0-4という厳しい船出になったかもしれませんが、今後にどのように生きていくでしょうか。
こういった結果を突きつけられる可能性は十分にあったなかで、ブラジルを呼んでいるつもりです。ここで勝つ姿を見せたければ違う選択肢もあったかもしれません。あくまで、2026年のアジアカップもそうですし、その先(2028年のW杯出場)につながっていくためのものです。厳しい船出かもしれませんが、これを次につなげていくことが自分の仕事だと思っています。

■試合結果・日程
| 10月17日(金) | 日本時間:19:10 | 国際親善試合 ●0-3 フットサルブラジル代表 |
|---|---|---|
| 10月19日(日) | 日本時間:14:00 | 国際親善試合 vs フットサルブラジル代表 |
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