
「O Mágico(魔術師)」の異名を持ち、6度の世界年間最優秀選手(Futsal Planet Awards)に輝いた元ポルトガル代表リカルジーニョ。名古屋オーシャンズでも圧倒的な存在感を放ったスーパースターは2025年8月15日に現役引退を発表。そんなフットサル界屈指のレジェンドのスーパープレーを振り返る。
■こんなシュートは見たことない?
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伝説の試合が #FリーグTV で蘇る
#Fリーグ蔵出しフルマッチ映像公開!
第3弾「#リカルジーニョシャチホコシュート」
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レジェンド選手の衝撃プレー&ゴールはコチラ
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Fリーグ2010
第17節
2010年11月28日(日)
名古屋オーシャンズ vs… pic.twitter.com/i8cdGtFi3b
— FリーグTV (@FLEAGUETV) September 25, 2025
伝説の“しゃちほこ”シュート
今でも語り継がれるゴールが生まれたのは、2010年11月28日、Fリーグ2010の第17節、名古屋オーシャンズvsペスカドーラ町田の一戦だった。
名古屋が1-2のビハインドで迎えた19分、リカルジーニョは左足を振り抜きシュートを狙うも相手にブロックされる。自身の足元にボールがこぼれると、逸見勝利ラファエルにヒールパス。リカルジーニョは前方に空いたスペースを見逃さず走り込むと、逸見が縦パスを供給。相手GKを背にしながらボールを受けたリカルジーニョは、ここでまさかの決断を下した。
両足でボールを挟み込むと、軽く飛ながらループシュートしたのだ。相手GKの頭上を越えた柔らかいシュートはネットを揺らし、名古屋が2-2の同点に追いついた。
奇想天外なゴールを決めたリカルジーニョは喜びを爆発させ、ピッチに倒れ込むと2回ほど床を叩き、チームメイトもポルトガル代表のスター選手の元に殺到した。
この伝説的な一撃は後に“しゃちほこシュート”としてファンの記憶に刻まれることに。当時を知るFリーグファンからはSNSで「さすがにこれをみた時は衝撃だった…」とコメント。さらに現在バルドラール浦安に所属するロドリゴは「マジコ、あなたは最高だよ」「いつも私の手本だった」とレジェンドへの敬意を示している。
なお、リカルジーニョはこの試合で“しゃちほこシュート”を皮切りに圧巻の5ゴールをマーク。2-2で試合を折り返したものの、名古屋は第2ピリオドに攻撃力を見せつけ、10-4で勝利を収めた。
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