
【メットライフ生命女子Fリーグ2025-26】立川アスレティックFCレディース 1-1 SWHレディース西宮(8月9日/ニューライフアリーナ龍ケ崎)
8月9日、メットライフ生命女子Fリーグ2025-26シーズンの第7節が行われ、立川アスレティックFCレディースとSWHレディース西宮が対戦。西宮は1-1で引き分けた。
1-1で迎えた試合終盤の残り1分16秒と50秒、西宮は立て続けにカウンターから1対1の場面をつくられた。それでも最後、ゴール前に立ちはだかったのが、GK・中田凪咲だ。素早く相手との距離を詰めると、コースを限定。体を張ってシュートを防いだ。
実は立川戦までの1週間は、1対1の場面でうまく止めることができなかったという。だからこそ「特に意識していた」という中田は、見事決定機を阻止。日頃の練習の成果を発揮し、チームを救った中田に話を聞いた。
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日頃の練習から世界を見据えている
──今日の試合を振り返っていかがですか?
悔しいです。2試合多いですが立川さんは今、首位を走っているチームなので、ここで勝てるかどうかは優勝を目指す上で重要でした。勝ちたかったという思いが一番強いです。
──後ろから試合を見ていてどんな試合だと感じましたか?
まず守備から試合に入ろうという話はしていました。そこの守備の部分に関しては、GKから見て前節の神戸戦に続いて、みんなが体を張って守れていたかなと思います。
ただ得点直後の失点はすごくもったいなかったなと思います。自分が向いた瞬間にはフリーで相手がいたのですが、自分としてはシュートの前のパスを通させないといった部分で、味方の動かし方や自分自身の準備など、改善の余地があるかなと思います。
──試合終盤は、立川がシュートまで持ち込む場面が増えていましたが、中田選手が最後に止めているシーンが多くありました。振り返っていかがですか?
あそこで止められたことは自分のなかで大きかったと思っています。
実は、今週の練習ではなかなか1対1の場面がうまくいっていませんでした。でもそれがあったからこそ、「まず形をきれいにつくろう」「股抜きだけはやられないようにしっかり止まろう」というのは、1対1になった瞬間に頭の中で考えることができました。今週の練習があったからこそ、あのシーンは生まれたかなと思います。
──そんな背景があったのですね!
そうですね。試合前にも映像を見て振り返って、今週はそこを特に意識しようと思っていました。止めれられたのは良かったと思います。
──個人としての今後の目標はありますか?
ワールドカップを目指していますし、メンバーに食い込んでいくためには、試合で高いパフォーマンスを発揮する必要があります。そのためにも日頃のトレーニングから世界を見据えていかないといけません。SWHは代表選手も多いですし、すごく強度の高い練習ができていると思います。
──チームの2連覇達成のために、より良くしていきたいことはありますか?
まず勝ち点は落とせないと思っています。今はみんなで守備から試合に入れていますし、今日も第1ピリオドは無失点で終われました。そういった守備の部分からより強度を高めていきたいです。
みんなにいっぱい点を取ってもらって、自分を含めGKチームみんなで失点を少なくすることで優勝につながるかなと思います。
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