
【メットライフ生命女子Fリーグ2025-26】アニージャ湘南 8-1 流経大メニーナ龍ケ崎(7月25日/ひがしんアリーナ)
7月25日、メットライフ生命女子Fリーグ2025-26シーズンの第5節が行われ、アニージャ湘南と流経大メニーナ龍ケ崎が対戦。湘南は8-1で勝利した。
試合後、山岸輝久監督と村田莉菜が記者会見に出席した。
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選手のほうが悔しいはず
●山岸輝久監督|アニージャ湘南
──試合を振り返って。
チームとしての目標は失点0を目指していました。4節が終わった時点で13失点、平均3.25失点してしまっていたので、失点を減らすことを目標にするなかで点が取れたらと思っていました。流経大メニーナ龍ケ崎は1点が取られると連続失点する傾向があったので、1点を決めたタイミングで畳み掛けられるようにという話をしていました。実際に第2ピリオドの立ち上がりで得点を重ねられたのは良かったと思います。
最後残り1秒での失点はすごくもったいなかったですが、僕が思っている以上に選手のほうが悔しいと思います。やはり無失点というのは難しいというのを痛感しましたし、それを選手達も心に刻んで練習から取り組んでくれたらいいのかな、と。チームとして目標達成はできなかったけど、次の目標設定ができたのかなと思います。
──第1ピリオドで小澤弥奈選手の出番はあまりなかったのですが、第2ピリオドでは出場機会が増えていたと思います。そのあたりの起用の意図は?
前節に怪我があり、肉離れに近い状態になったことで最初1週間は練習ができていませんでした。そこから回復していましたが、まだコンディション状態が万全ではないと思って、最初は様子を見ていました。ただ、出場したらパフォーマンスが良くて、試合に出場した瞬間に点を決めたのは、うまく起用ができたのかなと思っています。
──次節への意気込み。
次節は首位チームとの対戦です。前回は4週連続試合をやっているので、コンディションのつくり方は理解していると思います。3週空いてケアができましたし、今節は大量得点で勝てたことをポジティブに捉えながら、この1週間で準備して勢いをぶつけてくれたらと思います。
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多くの選手が得点できたことはポジティブ
●村田莉菜|アニージャ湘南
──試合を振り返って
最後の1点が非常にもったいなかったと思っています。いろいろな選手が点を決められた試合でもありましたが、自分が出ているセットで最後押し込まれてしまいました。運もありますが、それ以前にまずコーナーキックを与えないといった課題が見えた試合でもあると思います。
第2ピリオドに得点を重ねることはできましたが、第1ピリオドは1点で終わってしまったのは、ゴール前の質のところで人数掛け方や個人の質など、攻撃面でも課題が残る試合だったと思います。
ただプラスに捉えると、一人ではなく多くの選手が得点できたことはポジティブですし、次節の立川との試合に向けても、全員が脅威になれるチームであることを見せることができたのではないかと思います。
──第2ピリオドでチームとして変化させたこと、心がけたことはありますか?
第1ピリオドは相手のゴール前まではいけていましたが、最後の質のところで「心は熱く、頭は冷静に」というところが全員欠けていました。GKの正面に打ってしまったり、セグンドに流せばいいところで思い切り蹴ってしまったりと、うまく点が取れずに1-0のまま進んでしまいました。
第1ピリオドで自分が奪った得点は(川村)このはがブラインドに入ってくれたことでうまく決まったので、第2ピリオドでは前に人数をかけてブラインドに入っていけば点を奪いやすいという共通認識を全員でもちました。第1ピリオドよりも人数をかけて、全員がゴール前にいく姿勢があったので、多くの選手が決めることができた試合になったと思います。
──今シーズン、監督やコーチの退任や退団選手も多く出たなかで、キャプテンに就任し心がけていることは?
私自身、日本リーグ2年目で、フットサル歴も3年目と、フットサルの知識については、まだまだ教わることが多いです。ただそのなかでも、多くの選手が下を向く時間があれば、自分は上を向いて全員を鼓舞するなど、精神的な面でチームに対して働きかけられることがあると思っています。チームでも若いほうではありますが、そこは年齢関係なく、自分が背中を見せるじゃないですけど、行動で、声で示していけるキャプテンにならないといけないと思っています。
それは自分が掲げる目標でもありますし、気持ちの部分以外でも、競技面のことがわかる選手、まだフットサル始めたばかりの選手、お互いがわかり合えるように、関係をつなぐ役割もあると思っています。競技歴の長い選手と話しつつ、競技歴の浅い選手に伝えられるよううまくコミュニケーションをとりながら関係性をつくっていけたら、いいチームになるのかなと思います。自分のレベルアップにもなると思いますし、いい経験だと思いながら進んでいけたらと思っています。
──次節への意気込み。
立川は元アニージャ湘南の選手が多く、首位を走っているチームなので、個人としても楽しみな試合の一つです。自分たちはチャレンジャーでしかないし、元々仲間として戦ってきた選手達もいるので、敬意をもちながら、完全アウェイでも自分たちのサポーターを沸かせられるような試合がしたいです。そこで勝つことはリーグ戦での大きな波になると思うので、受け身にならず、貪欲に勝ちに向かって進みたいと思います。
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