「一人ひとりが本当に向き合っているか」“良くない名古屋”からの脱却へ、主将・吉川智貴が繰り返す味方へのメッセージ【F1第8節|記者会見/浦安vs名古屋】

【メットライフ生命Fリーグ2025-26シーズン ディビジョン1】バルドラール浦安 2-4 名古屋オーシャンズ(7月18日/バルドラール浦安アリーナ)

7月18日、メットライフ生命Fリーグ2025-26シーズン ディビジョン1の第8節が行われ、バルドラール浦安と名古屋オーシャンズが対戦。名古屋は4-2で勝利し、4連勝を飾った。

名古屋は第1ピリオド、9分と12分に得点を許し、リズムをつかむことができずにいたものの、第2ピリオドに本領を発揮。28分、清水和也の弾丸シュートで反撃の狼煙を上げると、29分には石田健太郎がカウンターから移籍後初ゴールとなる恩返し弾を決め同点に。その後も勢いは止まらず、32分に金澤空、33分に再び清水和也が得点し、4-2で勝ち点3を獲得した。

試合後、吉川智貴が記者会見に出席した。なお、木暮賢一郎監督は記者会見には欠席となった。

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第1ピリオドは昨季と同じだった

●吉川智貴|名古屋オーシャンズ

──試合を振り返って。

見ている人もわかると思いますが、第1ピリオドは良くない名古屋だったと思います。それを今日のように第2ピリオドでひっくり返せたことは大きいですし、次につながる勝ち点3を取れたことは良かったと思います。

──良くなかった部分というのは、得点を取れなかったことでしょうか?

いえ、イゴールには止められていましたが、チャンスはたくさんありましたし、戦術的な部分は悪くなかったと思います。1失点目は正直、仕方がない形でした。2失点目もカバーがもっと早かったらという反省はありつつ、GKを使う以上は起こり得る失点です。2点とも仕方のない失点だと思います。

ただ、第1ピリオドは昨シーズンと同じ名古屋だったんじゃないかな、と。

──“良くない名古屋”が出ないようにするために、どうしていくべきか。

みんなわかっているんですよ。答えはもうあります。

第2ピリオドではあのようにプレーできるので、それを常に出せないことが自分たちの実力ですし、自分たちが向き合っていない部分です。そこに向き合えていない結果が第1ピリオドであって、みんなわかっていたことだけれど、今日の試合でよりわかったと思います。

第2ピリオドだけで4点を取れるのは、元の力がある証拠だと思います。それを出せるか出せないか、という話だけなんじゃないかな、と。力を出せるように頑張ってみんなでチームをつくり上げていかないといけないですし、自分が気がついたことは伝えながらやっていかないといけません。

──なぜ課題はわかっていても、第1ピリオドのような戦いになるのでしょうか。

一人ひとりが本当に向き合っているかどうか。そこに尽きると思います。

誰かに言われてやっているようじゃ、それは変われていない証拠です。自分が本当にそれが必要だと思えるか。今日も完全に結果が出ていますし、必要なことだと思うんですよね。

だからこそ、誰かに言われてやっているうちは自分の力じゃないし、みんなが自分でそれに気がつかないといけない。気がついていない人には繰り返し言い続けるしかないと思っています。

──実際にハーフタイムでは声をかけられましたか?

ハーフタイムに、自分の思いは伝えました。

──どんなことを伝えられましたか?

それはちょっと、やめておきます。すみません。

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