
【メットライフ生命Fリーグ2025-26シーズン ディビジョン1】Y.S.C.C.横浜 3-3 ボルクバレット北九州(7月11日/横浜武道館)
7月11日、メットライフ生命Fリーグ2025-26シーズン ディビジョン1の第7節が行われ、Y.S.C.C.横浜とボルクバレット北九州が対戦。北九州は3-3で引き分けた。
クラブ史上初の3連勝にはあと一歩届かなかったものの、この試合で1ゴール1アシストの活躍を見せたのが、北九州の松川網汰だ。
先制点を許し1点を追いかける展開のなか、18分に松川が自陣でボールを奪取。ドリブルで相手コートに入り込むと、村山幸資との見事なワンツーで崩し、最後はダイレクトでゴールへと押し込んだ。
また攻撃面だけでなく、守備面でも存在感を発揮。波に乗る横浜のアタッカー・野尻大和とのマッチアップでは、何度も体を張った守備を見せた。
26歳の中堅にして、攻守両面から北九州をけん引する松川だが、試合後、“勝ち点1”に満足した様子は見せなかった。「チームを勝たせる選手にならないといけない」。今シーズン勢いを増す松川が、自分自身に求めることとは。
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守備からのスイッチも意識している
──今日の試合振り返っていかがですか。
ここ数試合は特に粘り強く戦うことをチームで意識していて、今日の立ち上がりも守備から流れをつくっていこうと考えていました。ただそこをうまく体現できずに、押し込まれる時間帯が多くなっていました。
先制されても逆転できたところは良かったのですが、第2ピリオドの立ち上がりはまた守備から試合を構築できずに苦しい展開になったのは、チームとして反省点だと思っています。
──今節は1ゴール1アシストの活躍でした。ご自身のプレーの評価はいかがですか?
自分としては、常にコンディションを保って100%の状態で試合を迎えられていると思います。点を取れたことは良かったのですが、僕自身が決められるシーンや、もっとこうしていれば他の選手が決められたといった、もったいないシーンも多くあったので、そこは改善しないといけません。
──得点だけでなく、守備面でも活躍していた印象です。
チームとしてもディフェンスからやっていこうというのはありますし、自分の特徴としても攻撃はもちろん、1対1の守備も得意なので、僕からスイッチを入れられるように意識しています。
今日の試合では野尻(大和)選手との1対1もあったので、そこでしっかり対応できればと意識していました。
──現時点で3勝を挙げ、勝ち点を積み上げていますが、昨シーズンと比べてのチームの変化はありますか?
うちはタレントがいるわけではないですが、今シーズンからは年齢層も上がって、ベテランの経験を生かして動かしてもらいながら、若手の僕らが走って応えていくような形がかみ合ってきているのかなと思います。
──監督には、加藤亜土監督が就任されました。
監督はすごく戦術家です。ただそれだけでなく、熱い人ですし、試合前には気持ちの部分でもみんなに刺激を入れてくれます。一つメンタルを高めた状態で試合に臨めているので、毎試合いい入りができていると思います。
──最後に、今シーズンのここからの意気込みをお願いします。
チームとしてはまず上位リーグを目指しているので、とにかく勝ち点を落とさないこと。引き分けでなく、勝ち点3を取りにいくことを常に意識しながら練習をしていきます。
個人としては、現在2試合連続ゴールをしていますが、もっと僕がチームを勝たせる選手にならないといけないと思っています。個で打開して、チームの流れを変えたり、雰囲気を変えたりするような選手にもっと成長していきたいと思います。
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