
【女子日本代表】値千金のゴラッソ先制弾も勝利につながらず。網城安奈「次は必ずリベンジできるように」
【AFC女子フットサルアジアカップ2025】日本 1-3 タイ(日本時間5月11日/フフホトスポーツセンター)
5月11日、日本女子代表はAFC女子フットサルアジアカップ2025・グループステージ第3戦でタイ代表と対戦。1-3で敗れた。
インドネシアとバーレーンに勝利し、グループステージ突破が確実となった日本は、アジアの強豪・タイ代表と対戦。第1ピリオドは両チームこう着した状態が続き、26分、ゴールから10mほど離れた位置から、網城安奈が右足一閃。そのままゴールネットに吸い込まれ、日本が先制する。
しかしその後3失点を喫し、グループステージの最終戦は敗戦。“No.10”の今大会初ゴールが生まれるも、悔しさにじむ結果となった。
試合を終え、網城に話を聞いた。
取材=伊藤千梅
編集=溝口優輝
この負けがあって良かったと思えるように
──今日の試合を振り返っていかがですか?
負けてしまったので、今は悔しい気持ちが大きいです。
──「アジアの難しさ」を痛感した試合になりましたね。
そうですね。今大会は初戦から簡単ではなかったですが、タイはグループリーグの中でも一番強いチームだと思っていました。相手としても、勝たなければグループリーグ突破が厳しいという状況もあり、より難しい試合になったのかなと思います。
──第2ピリオドの立ち上がりで点を決めましたが、あれはイメージ通りですか?
あれは(ゴール前に)誰かいてくれたらいいなと思って蹴ったら、案外いいところに飛んで得点につながりました。狙ってはいなかったので、ちょっとびっくりしましたね。
──今さまざまな気持ちの選手がいると思うのですが、チームにどういう働きかけをしていきたいですか?
ここで終わりではなく、次のステージには進めるので、まずは準々決勝と準決勝と勝利します。そして、W杯の出場権を獲得して、タイや(過去敗れた)イランと対戦した時には、必ずリベンジできるように、この負けがあってよかったなと思えるようにしたいです。今はチーム自体も落ち込んでいると思うのですが、明日から切り替えて準備していきたいです。
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