
王者・名古屋を圧倒したしながわシティが2度目の決勝へ!2大会連続ファイナリストの立川アスレティックFCと激突【全日本選手権 準決勝|試合結果】
3月21日、駒沢オリンピック公園総合運動場 屋内球技場で、JFA第30回全日本フットサル選手権大会の準決勝の2試合が開催された。ボルクバレット北九州vs立川アスレティックFCは、8ー4で立川が勝利した。しながわシティvs名古屋オーシャンズは4ー2でしながわが勝利している。
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撃ち合い制した立川が2大会連続決勝へ
前日の準々決勝で、今大会、唯一の地域代表チームながらもベスト8に勝ち上がったペスカドーラ町田アスピランチに勝利した北九州と、ペスカドーラ町田との東京ダービーを制した立川が決勝進出をかけて激突した。
試合は立ち上がりから激しい撃ち合いに。5分、キャプテンの安嶋健至が蹴り込んで北九州が先制すると、直後の7分には立川のキャプテン・上村充哉もシュートを叩き込んだ。立川は11分、セットプレーから大澤将士のゴールも決まって一気に逆転。しかし北九州も14分に宮崎岳が今大会7得点目を挙げると、17分にはカウンターから中嶋脩太郎がネットを揺らし、3ー2と逆転して第1ピリオドを終えた。
第2ピリオドも先にスコアを動かしたのは北九州。25分に松川網汰がドリブルで引き裂き、そのままゴールに流し込んだ。一方の立川も32分に大澤がこの日2点目を奪い、1点差に詰め寄る。さらに37分にタイムアウトを取り、そこから中村充をGKに入れるパワープレーへ移行した。すると残り40秒、ベテラン・完山徹一のシュートがネットを揺らし、土壇場で立川が4ー4の同点とした。
延長第1ピリオドの3分、立川が攻勢を強めるとボックス右の酒井遼太郎がニアサイドを打ち抜き、再び逆転に成功する。さらに延長第2ピリオドの6分には湯浅拓斗がネットを揺らして立川がリードを広げる。追いかける北九州は松川をGKに置くパワープレーを開始。しかし立川が、皆本晃とオウンゴールで加点して勝負あり。8ー4で勝利した立川が2大会連続となる決勝へと駒を進めた。
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2度目の優勝へ!しながわが王者・名古屋を圧倒
準々決勝でフウガドールすみだを圧倒したしながわと、バサジィ大分との激しい撃ち合いを制した名古屋が、最後の椅子をかけて対戦した。
試合は開始早々の2分に動く。藤川侑哉が振り抜いた右足のシュートがゴールネットを揺らすと、直後の3分位はカイオもゴールを奪い、しながわが2点をリードした。
そのまま試合を折り返すと、24分には押し込んだ状態から清水和也が豪快に右足を振り抜いてゴールネットに突き刺す。しかしその直後、ショートカウンターからカイオがネットを揺らすと25分には新井裕生にもゴールが飛び出して、しながわが4ー1と名古屋を突き放した。
名古屋は32分から吉川智貴をGKに入れるパワープレーを開始。34分に甲斐稜人のシュート性のボールを清水が押し込んで2ー4としたが、反撃もここまで。勝利したしながわが、2021年に前身のトルエーラ柏で全日本のタイトルを取って以来となる決勝進出となった。
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