
「このチームにトロフィーを残せていない」3年間での初タイトルへ。今季退団のエース・中村充が見せたハットトリック【全日本選手権 準々決勝|インタビュー/立川】
【第30回全日本選手権|準々決勝】ペスカドーラ町田 1-5 立川アスレティックFC(3月20日/駒沢オリンピック公園総合運動場 屋内球技場)
3月20日、駒沢オリンピック公園総合運動場 屋内球技場でJFA 第30回全日本フットサル選手権大会の準々決勝が行われ、ペスカドーラ町田と立川アスレティックFCが対戦。立川は5-1で勝利した。
立川で3年間を過ごしたエース・中村充が、3月10日に今シーズン限りでの退団を発表した。このクラブでの最後の大会となるこの選手権、準々決勝では町田を相手に圧倒的な決定力を発揮。ハットトリックでチームを勝利に導いた。
試合後、退団の理由についてはコメントを控えたが、「このチームにトロフィーを残せていない」と心残りを吐露。毎年変わらない思いだと強調した上で「優勝を狙いにいく」と改めてその決意を語った。
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何かが起きても、助け合う
──試合を振り返っていかがですか?
ベスト8に進出して駒沢に戻ってきて、すべてのチームが気持ちが入るところで、しっかりと勝てたことは良かったと思っています。
──どんな気持ちで試合に臨まれましたか?
チームが勝つことが一番なので、今日はたまたま(皆本)晃くんでしたけど、誰かがミスをしてもチームで最終的に勝てばいいと思っていました。みんなが後手後手になったしたミスではなかったですし、やられたシーンの課題はハッキリとわかっています。そういう意味では、全員でしっかりと戦おうと気持ちを一つにしてプレーできたと思います。
──今日の試合ではハットトリックをされています。
いつも言ってますけど、ゴールは運とタイミングで決まると思っています。2点目と3点目はパワープレー返しでしたけど、1点目はうまいこと股下を通せました。今日は(ボールが)走るピッチだったので、グラウンダーのシュートを狙っていたのですが、うまく股下を抜けてくれたので、よかったと思っています。
──クラブからの退団も発表されましたが、それはなぜですか?
細かいことはすべて終わってからにしましょう。
──立川の選手として臨む最後の大会になります。
一発勝負の試合は僕は好きです。昨シーズンの全日本選手権は準優勝で終わっていますし、このチームにはまだなにもトロフィーを残せていません。そういう意味では全員が優勝を狙っていると思っていますし、最後にはなってしまいますけど、毎年毎年、優勝を狙っているので、変わらない気持ちで優勝を狙っていこうと思います。
──明日の準決勝へ、意気込みをお願いします。
準決勝ということで相手もタフな試合ですし、僕らの弱点をしっかりと突いてくると思います。一瞬たりとも気を抜かず、もしもなにかが起きても全員で尻拭いをすればいい。決勝へ行けるように、しっかりと戦っていきたいと思います。
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