バルセロナがジョアン・フェリックス獲得!憧れのクラブで飛躍の1年となるか
写真:J.フェリックス(ロイター/アフロ)
9月1日、バルセロナがアトレティコ・マドリードのFWジョアン・フェリックスを獲得したと発表した。
1年間のレンタル移籍となり、買取りオプションは付いていない。
「バルセロナでプレーすることが夢」とかねてから公言していたジョアン・フェリックスは、プレースタイルの合ったチームで再起を図ることになる。
テクニカルなチームスタイルはJ・フェリックスにマッチ
ジョアン・フェリックスは、バルセロナのサッカーに合う可能性が高いプレースタイルだ。
ポルトガル人らしい足元のテクニックはもちろん、ライン間でボールを受けるスキルも高い。
意外性のあるプレーも多く、チャンスメイク力はワールドクラスだ。
さらにドリブルやシュートスキルも高いため、パスワークで得点を奪うことも独力で得点を決めきることも可能となっている。
様々なポジションでプレー可能、結果を残せばスタメンの機会も多くなるはず
ジョアン・フェリックスのもう1つの特徴は、「ポジションの柔軟性」だ。
最も得意なのはセカンドストライカーだが、CFや左右のWG、場合によっては攻撃的MFでもプレーできる。
そのため、バルセロナのシャビ監督にとっては非常に使い勝手の良い選手であるといえるだろう。
バルセロナは主に4-3-3のフォーメーションで戦っているため、ジョアン・フェリックスは両WGでの出場が濃厚か。
左WGはガビが務めることが多いが、アンス・ファティがブライトンにレンタル移籍したことで層が厚くないポジションゆえにチャンスは多いはずだ。
ガビは本来一列下のMFとしてのプレーを得意としているだけに、早々に結果を出せば左WGの1番手になれる可能性もある。
右WGは、16歳の天才ラミン・ヤマルが信頼されており、ハフィーニャやフェラン・トーレスもいるためなかなかチャンスを掴むのは難しいかもしれない。
CFとしてもプレー可能であるため、レヴァンドフスキを休ませる場合にはCFでスタメン出場といったケースもありえる。
レンタルとはいえ希望するバルセロナでプレーできるようになったジョアン・フェリックス。
いよいよその才能を発揮することができるのか、今後の活躍に期待しよう。
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