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【海外サッカー】まるでメッシ?堂安の決勝ゴールでフライブルクEL初戦勝利!
写真:堂安律(Photo by Etsuo Hara/Getty Images)
9月8日、EL(ヨーロッパリーグ)が開幕。
フライブルクがカラバグを迎えた一戦は、2-1でフライブルクの勝利となった。
堂安はこの試合に先発出場し、前半15分に素晴らしいゴールを決め、フライブルクのEL初戦を勝利に導いた。
堂安躍動!嬉しいEL初得点
(Photo by filipfoto)
決定機を外しても果敢に勝負を仕掛けた。
前半9分、左サイドからの鋭いクロスが逆サイドで待っていた堂安の足元に吸い寄せられる。
ボールスピードが速く確かに簡単なシュートではなかったが、完全にフリーの状態でのシュートであったため、大きな決定機だった。
左足を振り抜いた堂安だったが、ボールは大きく枠を逸れた。
このプレーには思わずシュトライヒ監督も大きなリアクションで悔しがった。
しかし、堂安はその後も臆さずチャレンジを続ける。
迎えた前半15分、右サイドでボールを受けると、縦に仕掛けるような体勢から一気に中に切れ込む。
エリア内に侵入すると、対峙したDFを振り切り左足を振り抜く。
ボールはGKの届かぬ最高のコースの飛び、見事ゴールを奪った。
単独でドリブルで切り込みゴールを奪うまるでメッシの様なプレーにフライブルクサポーターは大歓声。
堂安にとっては数分前の決定機逸の汚名返上となっただけでなく、嬉しいEL初得点となった。
堂安は今季公式戦4得点目と好調をキープ
今季活躍の場をPSVからフライブルクへと変えた堂安だが、すぐさまチームにフィットしレギュラーを確保した。
ここまでリーグ戦で2ゴール、カップ戦で1ゴールと結果を残しており、EL初戦のこの試合でゴールを奪ったことにより今季の得点は早くも4点となった。
小柄ながら体幹の強さがあり、当たり負けもしない。
さらに細かなタッチでのドリブルに磨きをかけており、選手としてのレベルも確実にUPしていると言えるだろう。
怪我無くこの調子を維持することができれば、シーズンを通して10得点以上は期待でき、場合によっては15得点以上もありえる。
MFとして2ケタ得点を記録できるようならば、シーズン終了後にはビッグクラブから声が掛かる可能性もあるだろう。
今季はシーズン途中にW杯も控えている。
共に調子を上げている盟友久保建英と共に、日本代表を決勝トーナメントに導き、さらには自身が所属するフライブルクの順位をチャンピオンズリーグ出場権内に導くことができるだろうか。
結果を残せば今後のキャリアに大きな影響を与える1年なだけに、今季の堂安のプレーに注目だ。
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