「CL」セルティックがフェイエノールトに敗戦、チャンピオンズリーグでは11試合連続勝利なし
古橋亨梧(Photo by DeFodi Images/Getty Images)
9月19日、CLグループE第1節「フェイエノールト対セルティック」の一戦は、2-0でフェイエノールトが勝利した。
日本代表の古橋亨梧や前田大然、旗手怜央の3人が先発したセルティックは、2人の退場者を出し思うように試合を展開できず痛い敗戦となった。
フェイエノールト所属の日本代表FW上田綺世は怪我で欠場となったが、CL初戦を勝利し決勝トーナメント進出に一歩前進した。
2人の退場者を出したセルティックはCLでの勝利が遠い
前半は一進一退の攻防が続いたが、前半アディショナルタイムにカルビン・ステングスが見事なFKを決めフェイエノールトが先制する。
63分、セルティックのラゲルビェルケがフェイエノールトのパイシャオンをエリア内で倒してしまいPKを与えた。
このプレーで2枚目のイエローとなったラゲルビェルケは退場処分となった。
このPKはセルティックのGKジョー・ハートがファインセーブし1点差のまま試合は進む。
しかし、68分にセルティックのティアゴ・ホルムが足の裏を見せたタックルで一発レッドカードを提示され、なんと11人対9人となってしまう。
試合はその後76分にフェイエノールトのジャハンバクシュが豪快なゴールを決め2-0とし、危なげなくそのまま試合終了を迎えた。
CLの開幕戦で勝利したことがなかったセルティックは、今季も勝利することができなかった。
古橋や前田、旗手も決して悪いプレーではなかったが、やはりCLともなると違いを見せることが難しかったようだ。
この敗戦で、2017年9月27日のCLグループステージ第2節アンデルレヒト戦に3-0で勝利して以来11試合連続勝利なしとなった。
スコットランドでは過去10シーズンで9回の優勝を誇る絶対王者も、CLでは弱小クラブと認識されている。
グループEは、フェイエノールト以外の2チームもアトレティコ・マドリードやラツィオと強豪クラブとなっている。
グループリーグの残り5戦すべてが格上との対戦となるだけに、最悪はCLで16試合勝利なしとなる可能性もある。
果たして古橋や前田、旗手の活躍でCLにおける久しぶりの勝利を勝ち取ることができるのか。
今後の戦いに注目しよう。
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