
いよいよCL準決勝2ndレグ!不利な状況となったバルセロナ&アーセナルは逆境を跳ね返せるか
ラミン・ヤマル(写真:ロイター/アフロ)
5月6日(日本時間7日未明)、CL2ndレグ「インテル対バルセロナ」の一戦が行われる。
5月7日(日本時間8日未明)には同じくCL2ndレグ「パリSG対アーセナル」の一戦も行われる予定となっており、間もなくCL決勝に駒を進める2チームが決定することになる。
1stレグをホームで引き分け不利な状況となったバルセロナ
ラ・リーガで首位を走り国王杯を制しているバルセロナは3冠達成の可能性を残している。
リーグ戦は残り4試合で2位レアル・マドリードと勝ち点4差となっているため、かなり有利な状況であり2冠を達成させる可能性は高い。
しかし、残る1冠はかなりまずい状況だ。
CL準決勝1stレグでホームながら3-3の引き分けに終わっており、アウェーで行われる2ndレグで勝利しなければならないのだ。
キーポイントとなるのはエースレヴァンドフスキの復帰か。
負傷離脱中のエースは順調に回復してきており、インテル戦ではベンチ入りも可能となっている。
スタメン起用は難しそうだが、試合終盤にエースを投入できるのはかなりのプラス材料だといえるだろう。
3日に行われたラ・リーガではヤマルやラフィーニャ、ダニ・オルモといった主力をベンチスタートさせ、スタメンで出場したペドリも45分で交代させるなどインテル戦に向けてコンディションも悪くない。
1stレグをホームで落としたアーセナルはアウェーで逆転できるのか
バルセロナよりもさらに厳しい状況となっているのが、アーセナルだ。
プレミアリーグ2位の強豪クラブは、悲願のCL優勝まであと少しのところまで来ている。
しかし、ホームで行われた1stレグを0-1で落とし、かなり厳しい状況となっているのだ。
スピードのあるパリSGのデンべレをどう抑えるかも重要だが、アウェーで2得点奪うためどう攻撃を機能させるかが決勝進出へのポイントとなるだろう。
気がかりなのは3日に行われたプレミアリーグでウーデゴールやサカ、ライスなどの主力を酷使している点だ。
対するパリSGは3日のリーグ戦で主力を酷使せず比較的コンディションが良い。
ポイントとなるのはデンベレの状態か。
1stレグで負傷したデンベレもこの試合は欠場しており、これが2ndレグに向けた温存なのか負傷でプレーできる状態ではないのかが不明となっている。
もしもプレーできる状態であり7日の試合に向けて完全休養したのであれば、アーセナルにとってはネガティブな要素だといえるだろう。
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