CL準々決勝の組み合わせ決定!昨季王者のシティはCL最多優勝のレアルと対戦、冨安所属アーセナルは強豪バイエルンと対戦

グアルディオラ監督,サッカー,マンC

写真:グアルディオラ監督(AP/アフロ)
3月15日、CL準々決勝の組み合わせ抽選会がスイスのニヨンで行われた。

昨季王者のマンチェスター・シティはCL最多優勝を誇るレアル・マドリードと対戦する。

なお、ベスト8まで勝ち進んだクラブの中にいる日本人選手はアーセナルに所属する冨安健洋のみとなった。

CL準々決勝対戦カード

アーセナル対バイエルン・ミュンヘン

アトレティコ・マドリー対ボルシア・ドルトムント

レアル・マドリー対マンチェスター・シティ

パリ・サンジェルマン対バルセロナ

最大の注目カードはやはりレアル対シティの一戦

昨季は準決勝で相まみえた両クラブは、第1戦が1-1、第2戦は0-4でマンチェスター・シティが圧勝している。

その前年となる2021-2022シーズンも両者は準決勝で対戦しており、第1戦4-3、第2戦3-1、合計スコア6-5でレアルマドリードが大接戦をものにしている。

2つのシーズンともこの最大の山場を制したクラブがCLを制していることからも、今季の両者の対戦は「事実上の決勝戦」と言っても過言ではないだろう。

シティはハーランド、レアルはベリンガムという試合を決定づける力を持つスターがいるため、打ち合いになる可能性もある。

冨安の完全復帰でアーセナルも優勝を狙える

日本代表DFの冨安健洋が所属するアーセナルは、過去6回優勝を果たしている強豪バイエルンと対戦する。

クラブの「格」でいえばバイエルンの方が一枚上手だが、戦力自体は負けていないどころか上回っているともいえる。

バイエルンはムシアラ、ミュラー、ケイン、サネなどワールドクラスの選手は多いが、ブンデスリーガの優勝が難しい状況となっているなど、絶対的な強さとはいえない。

アーセナルは世界で最もレベルの高いと称されるプレミアリーグで優勝争いをしており、今季は昨季よりも怪我人が少ないため十分に勝機はあるだろう。

若い選手の多いクラブゆえに、バイエルンに勝利しベスト4に進出すればその勢いで優勝を掴み取る可能性もある。

SBとCBをハイレベルでこなせる冨安健洋が本格的に復帰したことで、DFラインはより安定感が増すはずだ。