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マンチェスター・シティ12戦1勝2分9敗の衝撃!アストン・ヴィラに敗れチーム崩壊状態に

写真:ハーランド(提供:ロイター/アフロ)
12月21日、プレミアリーグ第17節「アストン・ヴィラ対マンチェスター・シティ」の一戦が行われ、2-1でアストン・ヴィラが勝利した。

この敗戦で公式戦直近12戦で1勝2分9敗となったシティだが、「ペップ解任」というワードがX(旧Twitter)における日本のトレンドに浮上するなど衝撃が広がっている。

レアルと双璧をなす世界的ビッグクラブが一気に転落

シティは今回のアストン・ヴィラ戦の敗戦でプレミアリーグの順位を暫定6位まで下げた。

昨季までプレミアリーグ4連覇(直近7年で6回の優勝)、2022-2023シーズンにはCLも制している現代サッカーにおけるナンバーワンクラブが、崩壊しかかっている。

レアル・マドリードと双璧を成す欧州王者にいったい何が起こっているのだろうか。

名将グアルディオラ率いるシティは圧倒的なハイラインと支配力で勝利を重ねてきたが、今季は補強に費用をかけなかった。(ギュンドアンの復帰はあり)

それでもワールドクラスの選手が揃う既存の戦力だけで十分にプレミアリーグ5連覇とCL優勝を狙える状態といえたのだが、突如チームは崩壊し始めた。

シーズン始めこそ開幕4連勝を皮切りに13戦10勝3分と昨季と変わらぬ王者ぶりを見せたが、その後は一気にチームが崩壊してしまう。

大きな要因の1つが「ロドリの不在」だろう。

バロンドールを受賞したチームの大黒柱が長期の負傷離脱となったためコバチッチやリコ・ルイス、ギュンドアンなどが守備的な役割を担ったが、そのクオリティは明らかに落ちた。

さらにチーム全体のモチベーションの低さも気になるところだ。

アストン・ヴィラ戦のアディショナルタイムに得点を決めたフォーデンが唯一気迫のあるプレーを見せていたが、多くの選手が覇気のない表情でプレーしていた。

特にエースのハーランドは明らかにコンディション面ではなくモチベーションの低下によってパフォーマンスを落としている。

裏に抜ける動きを見せる回数もかなり少なく、アストン・ヴィラ戦でもチーム最低評価を受けている。

その身体能力と得点力の高さは世界でも3本の指に入るだけに、歯がゆい気持ちで観戦しているシティファンも多いはずだ。

果たしてシティはこのまま完全にチーム崩壊してしまうのか。

それとも冬の補強などを経てグアルディオラ監督が再びチームを立て直すのか。

今後のシティに注目だ。

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