三笘薫（写真：REX/アフロ）
9月2日、プレミアリーグ第4節「ブライトン対ニューカッスル」の一戦が行われ、3-1でブライトンが勝利した。
日本代表MF三笘薫はこの試合も左WGでスタメンフル出場し、何度もチャンスを作るなどブライトンの勝利に貢献した。
また、この試合では18歳のアイルランド代表FWエバン・ファーガソンがハットトリックを達成している。
前半はニューカッスルの激しいプレスに苦戦も徐々にペースを掴み先制するブライトン
試合開始直後から激しいプレスをかけ、ブライトンのビルドアップを狙ったニューカッスル。
何度かプレスが成功するなど、イサクを中心に攻撃を仕掛けるも先制点が遠い。
すると前半27分、三笘が左サイドを駆け上がりGKニック・ポープにプレッシャーをかけたことがきっかけとなりブライトンボールにチャンスが訪れる。
エストゥピニャンがドリブルで持ち出し、エリア内左に走り込んだ三笘にパスを出し、これを受けた三笘がシュートを放つ。
ニック・ポープがはじいたところを、エリア外からギルモアが強烈なミドルシュート。
このシュートをポープが掴み損ね、ファーガソンがこぼれ球を冷静に押し込んだ。
先制したブライトンはその後完全にペースを掴み優位に試合を進め、1-0で前半を折り返す。
ファーガソンがこの日2点目となる豪快ミドル
後半序盤はブライトンペースだったが、徐々にオープンな展開になると、ニューカッスルにもチャンスが出始める。
どちらが得点を奪ってもおかしくない展開の中、魅せたのはまたもファーガソンだった。
65分、ファーガソンは中盤に下りながらボールをキープすると、反転し前を向く。
DFが寄せきれなかったタイミングで思い切って右足を振り抜くと、巻き気味の軌道でボールはゴールネットに吸い込まれた。
さらに70分、再びファーガソンが魅せる。
三笘がドリブルで中央に切り込みファーガソンにパスを出すと、DFが寄せきれないと判断し左足でシュートを放つ。
DFに当たったボールがゴールネットに吸い込まれ、ファーガソンはハットトリックを達成した。
ファーガソンは得点感覚に優れポストプレイを得意とするなど、今後正統派CFとしてプレミアリーグを代表する選手になる可能性を秘めているといえるだろう。
ブライトンはアディショナルタイムに1点は返されたものの、このまま3-1で勝利を飾った。
三笘はこの試合を終えると欧州遠征を行う日本代表へと合流予定だ。
9月9日にドイツ戦、9月12日にトルコ戦を行い、9月16日に第5節のマンチェスター・ユナイテッド戦となる。
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