
スビメンディ(写真:AP/アフロ)
昨季プレミア王者のリバプールが獲得を狙っていたニューカッスルのアレクサンデル・イサク(25)だが、クラブ側に今夏の売却意思がないとイギリス紙『テレグラフ』が報じた。
個人合意に至っていながらの移籍破談ゆえにイサクも受け入れられないようで、トップチームに合流せず個別にトレーニングをしている状況だ。
この移籍問題によってプレミアリーグ優勝のチャンスが高まっているのが、アーセナルだ。
待望の実力派CFとアンカー獲得でプレミア制覇が狙える戦力となったアーセナル
アーセナルは今夏3シーズン連続2位という状況を踏まえ、かねてから弱点とされていたCFの補強を敢行した。
スポルティングで公式戦54得点を挙げたヴィクトル・ギェケレシュ(27)を獲得したのだ。
これにより前線でターゲットになり得点も奪えるCFが配置できるようになり、アーセナルの得点力は大きくUPすることになる。
攻撃陣ではチェルシーから左右のWGでプレー可能なノニ・マドゥエケ(23)も獲得。
トロサールが放出になったとしてもマルティネッリとハイレベルなローテーションが可能となる。
さらに中盤のポジションにおいてマルティン・スビメンディ(26)とクリスティアン・ノアゴール(31)を獲得。
スビメンディは欧州屈指のアンカーであり、これにより1つ前のポジションであるライスとウーデゴールはよりプレーしやすくなるだろう。
ノアゴールは中央のMFならばどこでもプレー可能であるため、ライスやウーデゴール、スビメンディらの強力なバックアッパーとなる。
レギュラークラスのミケル・メリーノやイーサン・ヌワネリ、カイ・ハヴァーツも控えており、シーズン通して圧倒的な攻撃力を維持できるはずだ。
DF陣も冨安健洋やティアニーが去ったものの、ユリアン・ティンバーやマイルズ・ルイス=スケリ、ウィリアン・サリバ、ガブリエウ・マガリャンイスというレギュラークラスにベン・ホワイト、クリスティアン・モスケラ、ヤクブ・キヴィオル、リッカルド・カラフィオーリと層も厚い。
もしも噂されるエベレチ・エゼをクリスタルパレスから獲得できれば、まさに「死角なし」のチームが完成されることになる。
イサクがリバプールに加われば牙城を崩せなくなる可能性もあるが、この移籍が破談になれば一気にアーセナルの時代が訪れるかもしれない。
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